さとすって

知人が言うのです。
「ゴールデンウィーク、どこ行った？」と
その人は、色々あって１０連休だったみたいなのだが
僕は出勤日はカレンダー通りなので、５／２も５／６も
通常通り、会社に出て普通に会議などあるのだ。
加えて、４／２９はイベントがあり朝から仕事、
５／３もイベントなどにはしごで３ヶ所出席した上に
明日も２ヶ所はしごで出勤なのであり

知人が休みの１０日間のうち、半分の５日間は出勤なのである。
それに加えて、知人は連休の間に親と旅行に行っていたらしいのだが
思い切り僕の勤務時間に
ラインで旅行先からの写真を連発して送ってくるのである。
普段からラインは家族との連絡と
私的な「ライン会議」以外では使わないので
仕事時間中にポコポコなることはまずないのである。

ところが知人は、自分の周りが休みだらけなので
好き放題に旅行情報を教えてくれるのである。
そこで知人の居るグループの表示をＯＦＦに切り替えて
仕事を終えてから知人にメールすると
「全く、反応がなくて寂しい思いをした」
と文句を言うのである。

「当たり前だ。僕だけでなく、結構な数の人が仕事中だったと思うぞ。
平日だったし。加えて、休日中なら家族サービスだろ。
お前は独身かもしれないが、他はほぼ全員が所帯持ちで子持ちだ。」

とズバッというと悄気てしまい、返事をしなくなった。

まあ、結構なことなのだが
僕なら１０連休あっても家族と同一行動が取れる日は数日しかないので
１日か２日、どこかに出かけたら、
後は体を動かしてぐっすり寝る、
体を動かしてぐっすり寝る、で
満足して過ごせるのだが、
旅行に行った先から
他人に情報をリアルタイムに送ろうという
神経も全くわからないのだが

それを指摘されて落ち込んでしまうような
気恥ずかしく、何とも辛い心理というのは
何となく分からなくもない。
きつい言い方をしたのかも知れないが

いい年をこいた大人に指導するというか
教育するというか
諭すというか
そういうのは難しいことだなぁ、と改めて思う