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2016年05月07日19:35

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Tokyo Cantat 2016 合唱団

今年も、オルトナー先生が指揮する表記合唱団へ参加した。歌った曲は、
A.ドヴォルジャーク(1841-1904)/ L.ヤナーチェク(1854-1928)編
 :Šest Moravských Dvojzpěvů pro smíšený sbor a klavír(1876)
G.リゲティ(1923-2006):Éjszaka, Reggel(1955)
の2曲で、ドヴォルジャークがチェコ語、リゲティがハンガリー語で両方とも初めて挑戦する言語だった。リゲティの方は、言葉が少ないためそんなに苦労はしなかったのだが、ドヴォルジャークはかなり大変だった。事前練習では、ドヴォルジャークはドイツ語で歌うということで、練習していたのだが、最後の事前練習の段階でオルトナー先生との連絡ミスでチェコ語で歌うことに・・・で、その練習でチェコ語の専門家を呼んで発音の練習を行った。それにしても、すぐにそんな専門家を準備出来るところはさすがと言うべきか・・・

そして、オルトナー先生とのリハは、5月1,2,4の3回合計9時間・・・これは昨年に引き続きとても楽しい練習だったのだが、今回、昨年と違った点は、ドヴォルジャーク作曲のチェコ語については、発音重視、練習冒頭の1時間程度は、まったく歌わず歌詞のリズム読みに終始・・・これほど徹底したリズム読みは始めての経験だったのだが、オルトナー先生の話だと、この練習は非常に有効であり、合唱音楽は、言葉の表情なしでは完成しないということで、私もまったくそのとおりだと感じた。しかしながら、昨年より歌い込みが不足した分、ドヴォルジャークの方は、昨年より苦戦・・・なんとか本番で歌いきったという状況だった。

逆にリゲティの方は、ハンガリー語のテキストなのだが、こちらはあまりテキストに重要性はなく、どちらかというと音の一部という感じだった。この曲は、なかなか凄い音の塊となって鳴り響く(はず?)なのだが、歌っている方としては、さほど難しくない、リズムの事故に注意し、トップテナーにおいては、高いAを出せればそんなに負担はなかった。むしろトリフォニーホールを気持ちよく鳴らすことができたのではないだろうか・・・

それにしても、昨年に引き続きこの公募合唱団は楽しい・・・やはり個人的にレベルが高いメンバーが揃い、しかも100人という大人数、自分の持っているディナーミクのレンジを抑えることなく十二分に歌いきれる。また来年もぜひ参加しよう。この一ヶ月、一緒に歌っていただけた仲間の皆さんとオルトナー先生には感謝・・・
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