mixiユーザー(id:51001)

2016年04月21日00:28

267 view

4/12 anxf;mg


 サンプルでもらった戦国RPG正式販売までにクリアしまくってしまったんだけどアイテムの売り方と計算方法だけがパズルになっていていちいちよくわからないがそれらで装備を整えて向かったエリアボスは滅びつつある青白い双子のツインビームで倒すもののすんでのところでラスボスがバリアしてしまい皮膚として回収していく夢を見た。こう、書いていると明らかに支離滅裂なんだが、意外とはっきり覚えているんだよね。パズルというのはアクションパズルみたいな、今風に分かりやすく言えばパズドラみたいなやつだった、ああいうのに金をかける理屈はよくわからないけどね、どちらかと言うとああいうのってじぶんとの戦いなわけでしょう。あと古本屋のひときわたかい足場にはひときわ古い本が置いてあってそれらを漁るとき見せしめみたいになっちゃう夢を見た。この舞台がもうすっかり前に潰れてしまった、家から一番近いところにあったブックオフだったので、お前いつまであのブックオフのことが忘れられねえんだよ、おれが忘れさせてやるよ……みたいなブックオフを求めているんだと気付いた。正午過ぎの起き抜けの夢もゲームだったんだけど、というよりゲームだったので内容が被って忘れてしまった、シナプスの想像図みたいな映像が右側半分を占めている画面だった。

 いつも通りの時間に目覚めていつも通りの時間にラーメンを食っていますのでむしろ規則正しい生活といえる。起きてパソコンを見ながらインターネットニュースを読んでタイピングのために指を動かす、とこの時点で急にフラッシュバックしたけどまた酒屋にバイトしに行く夢見てるな、思い出さなきゃ良かった。でも十一時半頃に目覚めたとき本来ならこの時間に目を覚ますべきなんだよな〜と考えることができたので進歩だと思ったよ。少なくともその辺には起きたいもんね。分かる〜。こういう精神のドサ回りみたいな行為を惰性のまま流していたらゴールデン街というところが火事になっていた。みんながその家事を見ていた頃、おれはね、タイのバイク爆弾を見ていたんだよ。

 どちらかというと負に傾いた情報をたんまり抱えたまま街の方へお出かけした。するとシーソーゲームのようにバランスが取られたのか、安物のコーナーにたっぷり本が並んでいた、まずい、これはまずいぞ、こんなにたくさんあっても置き場所に困るだけだ、と明らかな危機感を覚えつつ、ややでかい本を五冊も買ってしまった、欲望の完全勝利だ、理性が死んでいく……。内訳は平安時代一冊、物語文化一冊、花一冊、地方史二冊。この内地方史の本だけは前から別の店で欲しかったが値段のために諦めていた代物だったので良かった、他の三冊は完全に衝動買いです。家に帰ったらまんが雑誌も発送されたという連絡が来ていた。外を徘徊してて思ったけどさああ保育園うるさいっつって反対運動したら子供の声は騒音なのかという問題が巻き起こったりもしたじゃん。でも音に貴賤はないよね。善意の皆さんは、おれが好きなハーシュノイズを大音量のままお外で流すのと保育園の騒音、両方を許容してくれよな! お話を先取りすると今日のセフレの舞台だったスペインでも街中でフラメンコの一節を歌ったりところかまわず闘牛ゴッコしてる老人がいたけど、あれを日本でやるともう奇人扱いだろうし、そのように生活を建物の奥に引っ込ませてしまった日本の社会にそもそもうるさい保育園はそぐわないんだろう、静かな社会を作ってしまったことを恨むんだな。というか、子供も大人も老人も大声あげて遊んでいいんだよ、老人の場合は大声出すと死んじゃう可能性があるけど、まあそれぐらいで死ぬ老人は放っておけばいいでしょうし。

 セフレこと世界ふれあい街歩きはスペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラ。名前が長いよ。駅だけに壁の模様がエキゾチックというギャグ精神をきれいになでて回るようなナレーションを聞きながら、極めて普通な見た目の新市街へ。おおい生きたカタツムリ売るな!!! やめろ!!! 虫やんけ!!!! ここでしばらく記憶が途切れました。通りには朝から酒が飲める奴らがテーブルを囲んで、「朝一番からビンビンだよ!」という下ネタを大声で叫んでいた。そこへ飛び込むババアの死にかけフラメンコ。そこのやつらも飲んでいたものだが、その直後の展開に見える鉄格子の建物の中にワイン樽が大量にあり、実は十九世紀初頭からある蔵なんだが、こういう場所で製造されているシェリー酒のことをヘレス・ワインと呼ぶらしい。地名のフロンテーラは境界という意味だということも聞く。ここらは歌が中心のフラメンコが多いとのことで、歌メンコだねと思う。まだ旧市街ではないらしい。誰もアスパラを買ってくれないおじさんの前を通りすぎて近代的な市場へ、あれおじさんはここにも入れてもらえてないってこと? ゲリラ農家なのかもしれない。魚市場の騒がしいジジイもまた歌をうたう人間だった。ここでやっと旧市街、早速地面でものを売っている、売るな。バールやペンチの上でとれたての野菜を売ってるってのはすごいな、ひとつもうまそうじゃない。城壁の上に建物が融合しているというか普通に城壁を一部ぶっ壊して普通の家を作っているように見えるんだけどどうなってるんだろ、保護しないのかな。草を編んだみたいな伝統品で商売してる兄弟の軽いかまし合いみたいなのを見てから、えっ、今から旧市街なんすか!? 草を編んでたところから旧市街だったと地図では説明されていたが、いずれにせよ遅すぎる。ここではフラメンコに使う道具を売る店に入る、ちょうどダンサーが靴を物色中だ。母親が付き添いで来ていたが、フラメンコやめた女って、なんでこうハムみたいになっちゃうんだろね。フラメンコの靴の底には釘打ちまくり、それで音色を調整するらしい、これは完全に知らなかった、貫通したら痛そう。その後は子供たち集まってきたので気絶。でコーナーを挟んだらもう旧市街を抜けとる、ほとんど店で終わったじゃんか。通りかかったやや裕福そうな民家では中庭で野良メンコを披露していたけど、こいつら朝から昼から酒ばっかり飲んでるしそっちの方が気になる、人生は明らかに楽しそうだな。ここで夕方、錆びたような道路を進むと、ドストエフスキーの「罪と罰」を外のベンチで読む失業者が「毎日お祭りやフラメンコってわけにはいかないんだ」と言っている、こんな明るい都市部なのになんてつらすぎる展開なんだ、しかも直前に底抜けの明るさを見せつけられた上でのこの展開、一気に奈落へ突き落とされるような描写だ。最後は夜、お店の舞台で披露されるフラメンコ、それを毎日見に来る老父とその子供、という温かみのある展開だったが、とにかく最後の失業者が鮮烈だった、あのシーンのためだけにスペインのこの回はある。ちなみに寄り道コーナーは王立アンダルシア馬術学校だったが観光地なのかそこは。多分最後の方に馬術を披露する場があって、それを観光として運営費を稼いでるのかどうかという趣だったが、馬の芸見てるの老人だけだし、全体的に掃き溜めという印象が強かった。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年04月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の日記

もっと見る