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2016年03月09日01:54

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【麺】clover くろ川

ウマい店を求めてあちこち行ってるけど、近場でも良い店は結構あるぞってことで、今回のラーメンツアーは久し振りの原点回帰。千葉県内です。
まぁ今回は『ザ・ブリザード』って映画をIMAXで観たくて、その後でラーメン食べに行くなら近場の県内しかないね、ってことで決まった企画なんだけどね。

clover
サッパリ系の正統派の店で、関東圏ではちょっと有名らしいcloverに、遂に行きました。

塩ラーメン 750円

スープはギリギリのラインを攻める塩ラーメン特有の旨さを再現しているが、脂っぽさに塩味が少し呑まれているか。
麺は小麦が強くてモチモチし過ぎかな。
チャーシューは低温の生ハム的なんだけど、意外と歯応えがあり味も良い。
中央にやや大きい柚子の欠片。好みによっては食べなくてもいいし、これはいいやり方。
ほうれん草はあまり好みではないが水気が少なく、箸休め程度の適量で悪くない。
フライドガーリックが良いアクセント。

塩が一番人気と聞いたけど、ブログなんかを見るとレビューは醤油ばかり。次回は是非醤油を食べてみたいな。

clover ☆

ラーメンの中で唯一醤油味だけはあまり好きではない。強烈なしょっぱさで、全てが醤油の味で持って行かれてしまうからだ。
成田の人気店cloverを再訪したのだが、しかしこの店の一番人気は醤油らしいので試してみなければなるまい。

レンゲですくったスープを一口啜ると、途端に醤油の香りが口いっぱいにひろがる。やはり醤油味独特の強烈な風味だが、全く後に引かず、思ったほどのクドさは無い。
麺は塩と同じくモチモチした存在感があり、スープの味の濃さと上手くマッチしている。
チャーシューは肉の感触を残しつつ最低限の柔らかさもあり絶妙。
ネギは薬味の効いた普通サイズのモノと、彩りを添えた小ネギの２種類が混在。
変わり種としてゴボウが入っているのだが、これはどうだろう。充分に煮込んであって非常に柔らかく、サクサクと嚙める食感は悪くはないが、その分味が飛んでしまいゴボウ本来の土臭さは皆無だ。決して不味くはないのだが、特に必要とも感じなかった。

くろ川
この店に初めて行ったのは一昨年だったかな。すぐ近くにある『二升屋(ますますや)』は結構な行列店だけど、このくろ川は全く人気が無い。でも俺はくろ川の方がウマいと思ってたので、どうしてくろ川は人気が無いんだろう？俺の舌がおかしいのかな？と思ってた。不安もあったので友達にも強く勧められず、結局それ以降一度も行くことがなかった。
今回久し振りに行くことになったのだが、まず店に着いて驚いた。
『濃厚出汁くろ川』として奥まった場所にあった隠れ家のような店が、『麺処くろ川』として大通りに新しい店舗を構えたのだ。
おおっ！ジワジワ人気出てお客が入り、儲かって店をリニューアルしたんだ。
だろ～

やっぱり俺の舌に狂いは無ぇーぜ。
と嬉しい半面、『俺だけが知ってた名店』がメジャーになってしまい、独り占め感が消えた寂しさも感じずにいられない。
くろ川には『こんな所にこんな美味しいつけ麺が』ってキャッチフレーズがあるそうだが、まさにその通りなんだよな。どうしてこんな所にこんな美味しいつけ麺があるんだろう、って思ってたもんな。
そんなこんなで、久し振りにくろ川食べて来ましたよ。やっぱり美味しかったですよ。

つけ麺 750円

麺はゆで卵の黄身のような香りが漂う卵麺。これがもう抜群の味。炭水化物好きなら麺だけでも充分食べられる。
つけダレは濃厚ながら角の無い優しい甘味。
チャーシューの代わりに肉団子。粗挽きで肉の食感を残しつつ、練り込まれた柚子が引き締める。
太いネギの輪切りがザクザク入ってる。
シナチクは少し堅め。
麺を小盛り(150g)にすると味玉がサービス。

やっぱりウマいぜくろ川 ☆☆

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