子供の貧困対策って2013年に

■「子どもの貧困」倍増の背景は？大人の18％超が生活保護以下の世帯収入
(THE PAGE - 02月23日 08:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3864736

生活保護制度の見直しも含めた改正案の中にあったよね。

たしか、生活保護者がパチンコ等に金をすってしまう事例もあって現物支給と
金券制度の導入が謳われてて、そこだけ強調して生活保護の弱者いじめみたいに
なってましたけれど、それとセットで子供の貧困対策もあったはずなんだけどね。

んで、これを安倍政権の弱者切捨てとか言ってたと思うのだけど実質は
野田政権の頃から出ている社会保障制度の改善で、生活保護が金銭授受
という形になるからこそ、パチンコ中毒＝ギャンブル依存症の人や、酒
もしくは薬物依存の人の改善に繋がらないって話もでてたのはあった。

んで、それを更に遡ると問題提起してる人たちというか酒やギャンブル、
薬物などへの依存の増加は震災以降に激増だとか。

これはラジオでやってたかな？2012年頃の被災地支援をしているNPOや
政府組織、または県庁などの地域行政の人たちが問題として話し合ったり
報告してたりはするんですな。

この辺は、NPOの集まりとかでも報告されてて（2011年終り頃から）、
パチンコが荒地にさっさと開業する事を規制する事を望む声が結構、
行政や支援団体などからでてたんだけどね。

これは何もその人たちの声だけではなく地元の被災者の声で絶望のどん底の
被災者のおっさんやおばさんなんかがパチンコに支援金、義援金をつぎ込む、
という現象が収まらない、絶望からの自己肯定欲求から手軽な成功体験を
得る為にギャンブルに嵌るという報告が出てたりもしたわけです。

パチンコ産業はこの当時、被災者に娯楽をするなと言うのは傲慢だ！！とか
メディアを通じて発言する人達もでてくる状態だったんですが一回に使う金額が
馬鹿に成らない状態のものを娯楽と言えないし、手軽な成功感覚がほしくって
子供の為の支援金等も持ち出す人が出たって事は結構問題になってたそうな。

で、これに対して復興を急いで欲しいとなんども政府に掛け合ったし
地元の企業や産業が力を取り戻せる形での復興をお願いしたりと、東北の
被害の大きい県や市の人達は政府や官邸に何度もお願いにいったがまともに
応対してくれなかった、と言う話も聞いたりはするのですね。

これはまあ、ネットで言われる菅直人が反日だからとか売国だから韓国の
為に何もしなかったという話よりも、彼がどちらかというと今の基準なら
発達障害になる可能性があるのじゃないか、てな話なのですね。

海外のニュースなどを見ていても、彼のキャパシティは震災からずっと
オーバー状態だったと判断されていて、彼にできる事はとっとと次の総理を
決める事なんて話もでてたとか。

彼が発達障害の氣があるとされるのはあの「イラ菅」と呼ばれるすぐ怒鳴る
という性質で、意見されたり異見を述べたり、自身の考えを否定された時の
激昂っていうのは、パニック状態ではないか、なんて話も某専門家筋では、
話が出てる模様。

そういうパニック状態での菅政権の存在が、復興の遅れや景気の更なる後退
というのを巻き起こし、普通は復興特需で支持率が上がる場面で予想外の、
大災害が起こり彼の脳内イメージと現実がずれたのではないか、なんていう、
そんな話なのですね。

ADHDだのなんだの言われてる昨今ですけれど、菅さんのそういう発達障害の
傾向から、自民政権で災害が起こりそれなりに終わってる（収束させてる）、
という現実から、自分の時も大丈夫というちょっとした自閉症的な思い込みが
強くなってたのではないか？なんて事も言えるそうです。

ただ、菅直人さんは自身が原子力に詳しいと豪語したという話があるのですが
多分、本人的には詳しいんでしょうね、と。
お前の中ではな、の世界ですけれど専門家を集め話を聞き本を読んだから
判ってると思ったんじゃないか、と。
これらも色々あるんですが、菅さんとそのスタッフが見落としてたのは、
福島第一原発が、ゼネラルエレクトリックの欠陥Mk1、Mk２を日立だの
東芝だのなんだのが必死になって改善したモノだった事ですよね。

直下に断層があった（出来た？）新潟の原発は日本製の加圧式沸騰水型で
被害が起き難い構造だったりするのですけれど、それと同じつもりだった
なんて事も指摘はされてたりはする模様。

この福島第一は廃炉が検討されてた時期も結構あるんだけれど（95年にも）、
原発を廃炉にして新しい炉を作るのは憲法違反とか瑞穂さんたちが騒いだ、
なんて話もある模様です。（マニュアル制作の仕事で知った）

このGEMk１だのなんだのの導入に関しては結構面白い話もあるのだけれど
それはまあ、またの機会に。

そんな事なので、野田内閣になってから景気の回復や復興増税としての増税、
さらには社会保障制度の見直しなんてのも行われていってはいるんですけど、
その中で、生活保護費がそのままパチンコなどギャンブルに流れるような、
そんな悪循環を改善する案として、現物支給とか金券制度は議論されてた、
とか言う話なのですね。

議論は閣僚がすると思ってる人もまだまだ多いと思いますし、政策を決める
と言うのは総理以下各大臣と思ってる人も多いと思うのですが、現状はまず
閣僚が下書きを作るんですね。
だから、アニメや特撮番組の様に1年後とに総理が変わっても基本的に国の
運営はうまく行く、つまり官僚が機能してるから国の指針が決まるし企業や
人（国民）が倫理を持ち、秩序を維持する事で国が機能してるというのが、
実の所日本の現状と言ってよいそうな。

じゃあ、大臣とか閣僚とか言われてる人は単なる広告塔？
って言うと違う訳でして、各担当大臣は官僚の持ってきた素案に対して
色々改善点や付け加えて欲しい事を言う仕事もあります。
これは地方からの声もあれば企業からの声もある。

と、同時に官僚に対してこういう事への対処をするようにという事で、
専門家集団を集めさせたりする事もあるんですね。
要は統括と承認ですから、重要といえば重要なのですね。
同時にその分野の専門家である必要はなく、市井の声が聞こえる位置に
有ればよい、なんていえます。

今、政治家は国民の声を聞かないなんていう話も出てますけれども
実際には国民の声が非論理的な感情論ばかりが大きくて、論理的、
もしくはちゃんとした理論や論文を出してくるような処の声だけが
取り上げられるからなんですよね。

つまり、国民がバカになれば国はすぐにでも滅びるって事。
言い方悪いけれど、例えばSEALDｓなんかの若者は疑問と激情をそのまま
お年寄りに焚き付けられ今や無思慮に自分と違えば批判するて形になってる
なんていう事になるんですけれど、それは共産党や民主党を含め反安倍の為
変に若者を燃え上がらせた結果なんですね。

いわば愚民政策とも言う感じになってしまい、それは野党側も頭に血が
昇り過ぎてオーバーヒート状態だというのは言える訳ですよ。

んで、このオーバーヒート状態は2013年ごろからずっとで安倍が出したから
安倍政権の下での法案だから反対、審議拒否！！なんて感じをしてたのが、
あったんですよね。
だから、法案を審議して棚上げに持っていく形でやればまだ子供の貧困対策
てのは、議論の余地がありましたけれど、一度流れた法案は同じ議案では、
二度と出せないので、子供の貧困対策てのはまた別の議案にしなければいけない
なんて言う状態と、別路線での方法を模索するしかないのですね。

これらの事があるので、日本の政治というか政府システムってのは
まず問題の精査をしてそれを審査して、論議して、また精査して論議して
審査して、情報を集めて精査して、議論して論議して審査して漸く委員会を
発動するなんていう感じになったりします。

その為に、実は結構行政機構でも正式発動しないで調べたり事前の準備を
させたりする訳ですよ。
そうしないと、法案を出した時にこれを否決、もしくは審議拒否などで
流されてしまった場合には、その法案等で一番改善したい事を次に出す、
と言うときのスタッフや資料まで凍結しかねないからなんだとか。

そういう意味では子供の貧困対策は民主党政権下で対処が始まり
安倍政権下で提出されたが、骨子を決めてた民主党など野党の反対で
お流れになってしまった、なんてあると言ってもそれは過言ではない。

反安倍と安倍憎悪で目を曇らせてたともいえるけれども、政治家特に
野党がそうなってるなら、より国民は頭を冴えさせないと政治はどんどん
悪くなるって話なのですよね。

実際、維新は直前まで賛成だったはずが反対に回るなど裏での官僚や
利権団体、もしくは利益があるからそちらに着く政治家なんていうのの
権謀術数飛び交うだけの暗黒政治になってしまうって事なのですよね。

これはマスコミにも言えることで新聞も地上波テレビも扇情的かつ
エンターテイメントに走る結果、例えばこの前の丸山発言でも、一番の
問題より黒人が大統領の部分だけ切り取るイメージ操作をしちゃうという
そんな状態なのですよねえ。

あの発言の問題は、憲法審議会において憲法やらなにやらで
集団的自衛権が問題になるならアメリカの51番目の州になれば
解決するという事も言えるとか言った事ですよね？

主権放棄するようなことを前提、それも与党が言うなよ、なんですが
変な切り貼りするからアメリカではなんら問題にされず逆にNHKなど
メディアがなんでも差別にするｗｗと嗤われているとか。


そういう事を考えると、本気で真面目に超真剣に政治や社会の話をする
と言うのは、自分たちの生活や環境、収入や福祉を護る為にも必要だし
変に憎悪を滾らせるような感覚は捨てないといけないよね、なんて話が
あったりする、と思うわけですよ。


この子供の貧困問題てのは、関与してるNPOや実家の絡みなども含めて
色々調べたり見たり、聞いたり聞きに行ったりてのはしてるんですけれど
安倍政権云々以前からの問題てのをちゃんと把握しないと、事態は悪化する
何て言う事はあるんで、長々と書き散らした次第でございます。

これらの問題を改善するには扇情的、衝撃的、情動で動くなんていう
そんなマスコミの改善から始めないといけない事てのもちょっと実感を
してる次第でして、政治の前にまずメディア、すなわち故事にいわく、
将を射んと欲すれば、不味い馬から煮て食え、なのですよ。←違うｗ





先ず隗より始めよ、でもいーやｗ