mixiユーザー(id:91293)

2016年02月12日13:28

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予備自衛官は戦争に行くか?

答えはNO。
現行法では憲法に縛られているため、日本が「戦争」を行うことはできない。まずこれが第一。
そして自衛隊の任務は「日本国と日本国民の安全を守ること」であって、戦争は任務に入っていない(防衛は当然任務に入っている。ここは要注意)。

防衛省の区分>http://www.mod.go.jp/gsdf/reserve/yobiji/index.html
で、船員(海技士など)がなり得るのは「予備自衛官」。
防衛省の区分で「予備自衛官」は「第一線部隊がいない場合、駐屯地などの警備を行う」「後方での支援任務」となっている。
防衛のため、出撃するのは基本的に自衛官、次に「即応予備自衛官」。ようするに過去に自衛官として勤務したことのある人材に限られている。
極端な話をすれば、小銃すら扱ったことのない海技士などが戦場で役立つわけはない。
自衛隊も日本国も日本国民も、そんなことは求めていない。

これまでに安保法制などをある程度読んできた感覚でいえば、民間船舶・船員が「有事」に求められるのはなによりも「災害支援」であり、貨物や人員の輸送だろう。それがどれほど大切かは東日本大震災でも阪神淡路大震災でも日本人なら知っているはずだ。
道路で輸送するより大量に迅速に輸送が可能であり、船内に宿泊もできるのであれば避難所としての役割も果たせる。

危険な任務は自衛隊または海上保安庁の仕事だが、だからこそ、一般の船舶、船員だからこそ、できることがある。
新聞などの「繰り返す偏った報道」に惑わされることなく、自分で調べて、その任につく気があるならぜひ応募してほしいと思う。

■防衛省の有事船員活用計画、海員組合「事実上の徴用だ」
(朝日新聞デジタル - 02月11日 14:38)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3847268
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