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2016年02月11日13:22

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66歳の天龍

前にも述べたのだが
実際にお会いしてお話して頂く時の天龍の言葉は
意外と聞き取り易い(笑)
ネタにして笑い者にされるのはどうやらテレビ用であり
単に喉が潰れて嗄れているだけであるなら
CMやバラエティ番組で馬鹿にされるほどの程度ではないのだ。

ところで「40歳」というと
何の年齢かお分かりだろうか
因みに天龍が長州と永島が暴走して設立したWJプロレスに参戦していた時に
編み出したフィニッシュホールドの名前ではない。
それは「53歳」である。

それは、
リック・ルード
橋本真也
テリー・ゴディ
にまつわる年齢である。
3人とも日本のプロレスのリングに上がり
テリー・ゴディは主に全日本マットを主戦場にしていて
リック・ルードはWWFからWCWが主戦場だったが
新日本マットで現・文部科学大臣の馳浩と死闘を演じて
日本でも有名な選手である。

お気づきの人もあろうかとおもうが
彼らの死んだ年齢が40歳なのである。
これだけの知名度がある有名人が揃って40歳で亡くなっているのは
決して偶然ではない。

因みに
「39歳」なら
デイビー・ボーイ・スミス
クリス・ベノワ
「41歳」なら
冬木弘道
バイソン・スミス
の名前を挙げることができる。

三沢光晴もジャンボ鶴田も亡くなったのは40代で
往々にして全日本マットで活躍した選手を中心に
早世しているのが分かる。

ここからは持論である。
ブレーンバスターを始め、危険度が高いとされる技を
次々とフィニッシュホールドに導入し
激しく「説得力」を追求したのが全日本プロレスだったからではないか、と
個人的に思うからである。

そして決定的な引き金を弾いたのは
テリー・ゴディが開発したと言われる「パワーボム」と
天龍源一郎がWWFのジェイク・“ザ・スネーク”ロバーツからパクった
DDTの試合への導入である。
因みにパワーボムは天龍も愛用した。
これにより、四天王プロレスに至るまでの全日本プロレスでは
鶴田→岩石落とし(バックドロップ)とパワーボム
川田→垂直落下式ブレーンバスターとパワーボム
三沢→エルボーバットとタイガードライバー
田上→高角度喉輪落としとパワーボム
というフィニッシュホールドの構図になったわけだが
鶴田と川田は極めて危険な技を連発するため
相手の選手が強いダメージを負ってKOに近い状態で
3カウントを取る構図が目立った。

特にこの4人のうち、鶴田と三沢が既に死亡し
川田がセミリタイア状態であることは特徴的である。

これに対照的であるのが
決して彼が好きでも強いとも思わないが
武藤敬司というレスラーである。
彼の必殺技の変遷は
フェイスバスターからの高速エルボー→ムーンサルトプレス
という流れから
ドラゴンスクリューから足4の字固め、
シャイニングウィザードという経緯があるが
いずれも見た目が派手であるにも関わらず
相手が怪我をしにくいという大きなメリットがある。

プロレスが全てがブックに支配されたショーだとは言わないが
かなり危険な水域の技の掛け合いをしていたことは事実である。
そのど真ん中にいた男こそが天龍であり
全日本プロレスの面々であるということである。

無事に65歳を迎え(先日、66になられました)、
レスラー生命を全うして引退した天龍も膝を壊しており
我々が簡単に「プロレス」と論じられるほど
成熟した興行ではないことは事実である。

彼が生き残るため、にではないけれども
今日そこに立っている背景には
数多くのレスラーの屍が横たわっているのである。

天龍源一郎、警備員役でドラマ初出演「10文字以上のセリフはダメ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3846712
 元プロレスラーの天龍源一郎が、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『マネーの天使 〜あなたのお金、取り戻します!〜』(毎週木曜 後11:59)の第7話にゲスト出演することが11日、わかった。リングでは数えきれない大舞台の経験がある天龍だが、今回ドラマ初挑戦。「緊張感は同じですけど、比重はどちらが上とは言えない。額から汗するのがプロレス、脇の下から汗が出るのが演技ですね」と振り返っている。

 身近に起こりうる金銭トラブルを小藪千豊演じるお人よしの茂と、メキシコ料理店店長の理佐(片瀬那奈)が、店内に設けた金銭トラブル窓口を舞台に解決していく姿を描く同ドラマ。今回、天龍の役どころは、さまざまな変装でテレビ局に無断で入ろうと試みる武蔵川華子(藤田みりあ)の進入を阻止する警備員。華子とのコミカルな攻防では、あえて滑舌の悪さを全面に出して怒鳴り散らす場面も見どころとなる。

 出演を承諾した理由ついて天龍は「何を言っているか、わからないだろうし、10文字以上のセリフはダメだから、大変だろうなと思いましたけど、新しい事への挑戦を自分のエネルギーに変えている部分はありますね」と明かし「役者ではないからあまり緊張はしなかったです。もっと(役者として)ランクアップしたら緊張するかもしれないですね」と撮影を振り返った。

 それでも、ドラマ現場に刺激を受けた様子で「テレビも映画もそうですけど、見るのと違って、周りの大勢の人たちに準備をして頂いて、その中に自分がいると責任感も強くなって、良いものを作ろうという気持ちが芽生えてくるのがよくわかりましたね」と真剣な眼差しで、最後は視聴者に向け「きょう、初めてドラマで演じさせて頂きました。私は一生懸命やったつもりですけど、皆さんがどう感じるかは後で漏れ聞こえてくる事。落ち込むか、元気づけられるかわかりませんけど…。ヨロシク! ぜひ“観戦”して下さい」とメッセージしている。
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