ベルリン国立歌劇場管の演奏会を聴きに行った。モツのpf協奏曲26番とブルックナーの1番の2曲プロ。pfのsoloは指揮者が兼ねた。そんなことをするのは…ダニエル・バレンボイム!サントリーのRBブロック前方。ここは音の飛びが良く、演奏家にも近いので好きな場所だ。
Mozartが特に良かった。私が過去に実演で聴いた中のベスト。所謂ウィーン風な正統派の演奏に比べるとバレンボイムの独自色が勝った演奏だと思うが、そんな事は直ぐに忘れさせられ、今日もまた天才のピアニズムに浸る30分、であった。
さて後半。ブルックナーの交響曲第1番が大好き…という人は相当なフリークだろう。世の中では4番と7〜9番が人気で、次いで3番か5番が聴かれていると思う。かく言う私も今回仲間に誘われて返事を1日待って貰った。ギュンター・ワントの最初の全集が9枚組2900円弱で買えたからこそ、挙手したのだ(笑)。
聴いてみると意外にもそこ此処にブルックナーの息吹が見受けられる佳作だ。3楽章などは既にブルックナーそのものだし…。寝落ちする暇もなく演奏を楽しんだ。
仲間と合流し、感想を肴にして楽しくワイワイやって帰った。
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