青春18切符を使っての会津の旅。と言いながら実の目的は東武日光線、野岩鉄道、会津鉄道を乗り継いで会津からはJR線で戻ってこようというもの。実は、この総計100kmを超える私鉄3路線乗り継ぎは、沿道をジープで何度も走っていながら、まだ鉄道線には乗った事が無かったので数年前から考えてたプランでした。
普段18切符を買ってからプランを考えるような事はしてないので、今回も直前まで切符は手にしてませんでしたが、ちょっとした事から1回分の切符を知人から購入でき、また別の知人が18切符冬の最終日である10日に、手持ちの残った1回分をどうしたものか・・・と思ってるところへの私メからの呼びかけとなり、二人で会津に向かう事になりました。
ところが、のんびり構え過ぎたのか時刻の読み違えなどで何度も列車の乗り遅れるというチョンボを繰り返した割には必ずそれ以上のモノを得てたという、転んでもタダでは起きてなかった旅
☆=写真拡大可
東武鉄道の野岩、会津連絡電車の一番電車をチョイスした事から最寄り駅の西武新宿線東伏見発ではギリギリだったので、自転車で池袋線保谷に出て早朝の電車で都心へ。池袋からは山手線なので早速18切符の使用開始。
私鉄線内は18切符は使えないので普通に切符を購入しますが・・・
自動券売機の普通の切符サイズ・・・とても4500円近くもする切符に見えません
5時台に浅草に到着したけど駅弁販売前なので仕方なしにコンビニ弁当を購入。しかし同行者が寝坊した影響で電車を1本遅らす事になり、それじゃ駅弁が買えたのに・・・
でも50分後の1本送らせた事により浅草駅を発車時には夜が明けて出発時から外の景色が楽しめる状態になってました。
浅草駅は、まだ正月気分。
☆ 夜が明けたので、こんなのも撮れました。浅草名物 駅直前急カーブ。
7時台浅草発の野岩、会津鉄道直通の快速東武日光・会津田島行き。クロスシート車です。停車駅が少ないので東武線内は特急並みの速さです。途中駅からの乗車も結構ありましたが、丁度満席位の混み具合です。
☆ 下今市では電車を分割するので少し停車、目の前に止まってた保線車。
☆ 下今市で日光線と鬼怒川線が分割。写真の電車は日光から来たもの。
☆ 電車は会津田島行きですが、続いて乗る会津鉄道の列車が鬼怒川温泉発の快速なので、ここで下車。走り去る、ここまでお世話になった電車。
☆ 東武鉄道線に乗り入れてる会津鉄道快速AIZUマウント エキスプレス(でも急行ではない
) ディーゼルカーです。
発車まで30分チョイ時間があるので、駅を探索。
改札付近では鬼怒川美人がお出迎え。
駅スタンプも。
☆ 何故か結構な数の鉄道むすめが目に付きます
お約束?の顔ハメも。
☆ ・・てなものを見てたら上り電車が到着。
特急の到着時間が近くなったら出された看板。足がねじれてます
☆ 定刻より6分遅れて特急の到着。なんで遅れたんだろ?
東武特急スペーシアと会津鉄道気動車との並び。
鬼怒川温泉を発車して少しすると対岸に見えた鬼怒川温泉ロープウェイが丁度運行中でした。15年位前に乗った事がありましたが、いつの間にかゴンドラが更新されてます。
この鳥、野岩鉄道のイメージキャラクターみたい。野岩鉄道線は走り抜けただけなので写真はこれしか撮ってませんでした
峠を超えて会津に入った時は、まだよく晴れてましたが、天気予報通りだんだん曇って来て、とうとう雨が降り出しました。雪ではなく雨です。その為か、まだほとんど雪を見てません。
塔のへつり辺りで途中下車しての観光も考えてましたが雨が降りだして、さてどうしたもんかと停車時に迷ってる間に発車。ここの観光は、また次の機会かな。
芦ノ牧温泉では二代目猫駅長がお出迎え。寒いのに外に出されて御苦労さん
終点会津若松に到着。喜多方まで乗り入れとネットダイヤではありましたが冬季のこの時期は会津若松止まりで、数分の連絡で喜多方行きが出るとの事。
☆ JR線に乗り入れてる会津鉄道気動車。2時間お世話になりました。
☆ JR気動車と会津鉄道気動車の並び。実は左の気動車が喜多方行きと思ってたんですが・・・
☆ 会津鉄道列車で若松到着前の車内放送をちゃんと聞いてなかった事もあって、この電車が喜多方行きである事を発車直前に気付いたけど、結局間に合わず・・・
ってか、喜多方って電化されてたんかい
行ってしまったものは、しゃーないという事で、駅に色んな物が置いてあるので、それをウォッチング。
デフォルメあかべこ。どうもJRバージョンらしい。
顔ハメじゃないけど記念撮影用の設備?
改札を出ると毛の生えたお城が・・・ここのユルキャラらしい・・・
駅前のリアルあかべこ。
☆ 駅前にはロンドンタクシーが居ました。普通に乗れるのかな? 他にもC57の動輪だけがデンと置かれてたり・・・
☆ 再び駅に入ると只見線のキハ40が入れ替え中。
☆ 我々がここまで乗ってきた会津鉄道の気動車が出発して行きました。
☆ キハ40が到着。只見とか書いてありますが磐越西線の列車。
思ってたより1時間遅れで喜多方着。
☆ ここまではキハ110に乗車。ここに来て、ようやく少し雪が積もった状態で、雪混じりの雨になってます。
ホームで見かけた除雪機。どこか除雪したようです。
少し遅めのお昼は駅近くで適当に入った喜多方ラーメン。おいしく頂きました
ところが駅に戻ると時間を読み間違えてて会津若松へ戻る列車は数分前に出たばっかり・・・2時間近く次の列車はありません
そんなに時間があるんならと、駅に置いてある時刻表で反対行きの列車を調べると・・・ありました。戻って来るための行き違い列車まで片道約30分の旅。
☆ やって来たのはキハ40! ラッキ〜
喜多方を発射すると周りの雪が、だんだん多く目に付くようになり、途中からはどんどん深くなってきました。
☆行き違いの一つ手前の駅、尾登で下車すると、喜多方から僅か30分弱で白銀の世界。積雪10cm位かな。
小さな無人駅なので何も無かったらどうしようと思ってましたが、一応待合室があって安心。
☆ 駅の目の前の民家の犬・・・やっぱ寒いんだろうなぁ
ここで同行者と話題になったのが漫画「鉄子の旅」で雪の只見線の秘境駅で下車する話。我々は雪が降ってる無人駅とはいえ昼間で待ち時間は10分そこそこ。それでも、それ以上の待ち時間だったら考えもんでしたが、漫画では薄暗くなった〜夜になった、もっと雪深い無人駅でストーブもない待合室で1時間の列車待ち・・・実話だそうです
無人駅ながら除雪機と除雪道具が置いてあります。ホームの一部は除雪されてました。
☆ 雪の降る中、戻るための気動車が到着。喜多方で予定の列車に乗れなかった事から結果的に雪風景を見る事ができました
喜多方では郡山行きに、すぐの乗り換え。日没後なので、どんどん暮れゆく中での磐梯猪苗代越え。かなりの雪深い中を走って行きましたが、峠を越えて下って行った郡山では雪はありませんでした。
乗ってきた電車が郡山での切り離し作業。
☆ 水郡線のハイブリッド気動車。そう言えば水郡線も、まだ未乗線です
いつかは乗ってみたいなぁ。
☆ 郡山のキャラ。
夕食も駅で温かいものを食べようという事にしましたが道草してる間に思ったより時間がなくなってしまいましたが私メが思った程?早食いできず、またまた電車を逃す事に
行ってしまったものはしゃーないので、駅前をブラブラ・・・
イルミネーションを見たり・・・
駅前に次々と来るバスを見たり・・・ バスは福島交通。
仙台行き高速バス。
この色違いも福島交通でした。
改札付近に戻って出発案内を見てると・・・おんや?
次の電車の時間までに下りカシオペアが通る事が判明、これを撮らない手はありません!
ホームに出ると既に10人位の鉄チャンが居ます。撮影条件、そんなに良くないんだけどなぁ・・・
☆ 下り特急カシオペアの到着。
☆ 数分停車して、札幌に向けて出発して行きました。私メがカシオペアと同じダイヤの北斗星で札幌に向かったのも、早半年前の事になるんですねぇ・・・
☆ 郡山駅の裏手はタンクヤード。ホンの1時間強前まで雪の中に居たのが嘘みたいです。
この後は黒磯、宇都宮、赤羽と電車を乗り継いで・・・乗客も18切符帰りっぽい人も多く目に付きます。帰ったのは、てっぺんも越えた0時半過ぎでした。
乗り鉄は撮影枚数が、いつもより少ないのでサッサと整理ができ、早めの?日記化できた次第でした
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