Ｆ１　ラスト２戦の雑感・２

「来年（２０１５年）はスゴい」「ヨーロッパラウンドからはスゴい」「夏休み明けからはスゴい」「シーズン終盤からはスゴい」…、結局スゴくならないまま２０１５年を終えたマクラーレン・ホンダ。下の上とか中の下…みたいなボジションだろうか。

もちろんホンダもマクラーレンも、ハードワークしてなかったとは思わないけれど、その手段や方向性は適切だったのかなと。「頭を使ってやらないと　努力は人を裏切る」と某アスリートも言っていた。


久しぶりの完全新規参戦チームのハースは、フェラーリがバックについているので、今のところは特に問題なさそう。実質的に型落ちフェラーリ、強くはないだろうけれど、ブッチギリで弱いなんてこともないだろうと。

資金難で破綻の危機にあったロータスは、さんざん焦らされた末に、ルノーへの身売りを無事成功。とりあえず、ここ何戦かバーニーが建て替えてくれた、チームクルーの飯代を返そう。

「勝てないのは糞エンジンのせい」「来季ルノーエンジンは絶対イヤだ」とルノーに三行半を突きつけたものの、他のメーカーからエンジン供給を拒否されて、窮地に陥っていたレッドブルは、「タグ・ホイヤー」と名前の付いた「ルノーエンジン」で来季も参戦。それでいいのか、レッドブル。

と、１チーム増えるのはいいのだけれども、今年ですらレース数が多すぎると思っていたのに、来年はさらにアゼルバイジャン共和国のバクーでのレースが追加。今年のように早々とタイトルが決まってしまうと、ずいぶんとダラダラしそう。

とりあえず、フジネクストの契約を解除した。また来年。