昨日、久保田一竹美術館で辻が花の着物を見た。美術館は自分の命だと言っていた。
今日、テレビで天才アラーキーこと写真家荒木経惟の特集を見た。
いろいろな分野で活躍しているひとびとに共通していることは、自分のやっていることが自分の命だという認識である。
自分も、長年詩を中心として文学にかかわってきたが、メジャーになることもなく地味な存在であり続けてきたこともおり、生来の照れくささもあって、「文学が我が命」だとは宣言することがはばかられてきた。
だが、なんだか急に「自分にとって文学は命だ」という自覚と覚悟のようなものを感じ、それを宣言してもいいような気がしてきた。
自費出版で12冊の詩集を出版し、電子書籍で3冊の小説を出版し、ブログで、短歌;俳句、エッセイや書評を発表してきた。
不遜かもしれないと思いつつも、 『南原充士全集』をまとめたいと思うようにもなった。
さらに、今日、テレビで「瀬戸内寂聴」の特集番組を見た。
奔放な生き方を貫いてきた作家としての姿は、やはり「小説はわが命」ということだった。
自分は年齢は高いが多くの読者に愛されているとは言えない。
それでも、自分としては、誠心誠意「すぐれた文学」を生み出せるように努力し続けていることだけは自信を持って言える。
できれば多くの読者に読まれて共感を感じてもらいたいと切望する。ものを書く以上、他者に感動を与える作品であってほしいと思う。
葛飾北斎は晩年になって「画狂老人」と称したのを真似して、荒木経惟は「写狂老人」と称し始めたそうだ。
自分は、「文狂老人」とでも名乗ってやっていこうかなと思い始めている。
胸の底から湧き上がって来る情熱にまかせて、熱い文学世界を作っていきたいと思う。
こんな「臭い」宣言などするつもりはなかったのだが、なにかの弾みでついついこんなことをつぶやきたくなる自分の酔狂に勝てなくなった次第。
mixiのマイミクは少数だけど、たいせつな理解者だと感謝している。
できれば、ぜひ、わが詩集や小説や短歌・俳句やエッセイに目を通していただきたいと思う。
どうぞよろしくお願いします。
ちょっと酔っ払っているかも、です
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