今日は鉄道の日

2015年10月14日。今年も鉄道の日がやって来ました。1872年の鉄道開業以来、143年目。取り立ててキリのいい年数ではありませんね(笑
そのためか今年はどこも粛々と例年通りのイベントを開催している印象です。

そんな中での昨日、北海道新幹線の料金申請が発表されました。新函館までは22,690円だそうです。

東京〜新函館北斗間は2万2690円　JR北海道、北海道新幹線の料金を申請
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3661090

まぁ、、三セクの北越急行の経由がなくなって値下げになるのではとの予想のあった北陸新幹線でさえ蓋を開けてみれば値上げしたほどですから、この開業区間が値上げにならないはずがないとは思っていました。
しかしやはり率直な感想としては…だいぶ吹っ掛けましたね(笑
他に陸路の手段がない青函間の存在が前提になっていることは間違いないですが、かつて料金不要の快速を走らせていた区間を関所にして通行税をむさぼるとは社風も変われば変わるものです。

しかし一方で、北には商売が上手くなったという意味での進化も感じますね。この、空路の正規運賃より安くしつつ、どれだけ普通運賃・料金の客からむしれるかという算段は見事と言う他ありません。
以前の北なら、こういう局面では逆に良心的な価格にして、結果として得られる収益を目減りさせていたのではないかと自分には思えてならないのです。客からしたら当然その方が有り難いのですが、あんな不祥事を起こしてしまってもう以前の状態には戻れませんからね。
恐らくこの価格設定には東の入れ知恵もあるのでしょう。変な話、今の北は、少なくとも経営手腕については以前にない頼り甲斐を感じます。ごく好意的に解釈するなら、この高値は謂わば新幹線料金の地方交通線加算ですね。

北海道新幹線、運賃の認可申請　東京〜新函館北斗は2万2690円に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=3660932