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2015年09月18日04:21

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9/6 陣中見舞い


 バスに捨てられて帰る手段のないところへアメリカの小屋みたいな場所にでかいトレーラーがありそこのアメリカンジジイが陽気に運転して乗せて行ってくれたので途中ブックオフにも立ち寄り古典購入に悩みながら外に出ると大量の敵を女騎士が長い棒で真横に高飛びするように殺してくれてる夢を見た。完全に覚えているがそれには理由がある。地震が来たからだ。というか地震かどうかわからなかった。夢の中で女騎士が真横にびよーんびよーんしてるところでなんかズシンズシン来たので起きたは起きたんだけど近所でやってる好事家もしくは家族の足音だろと思って再度寝ていたので完全に地震と思っていなかったフシがある。そのせいで夢が変なところで止まってるし、そもそも話の流れからして古書店から出た直後の出来事ではないとも思うし、なんか物理的なショックで出来事がふたつぐらい飛んでるように思えるんだがそれがわからない。確かにおれの夢に断層は出来たなって感じだ。あと地震を完全に侮っているというか揺れた後寝てるとか普通に睡魔に負けてるダメな野郎だしそれが前触れだったら大変なことになりそうだけど人生がそもそも大変なのでそのへんは割り切っていきましょう。

 ともかく土砂降りで出掛けることはまるで出来ないし、日曜日だから出掛ける必要もない。出かけない日だからこそ晴れてほしいというのは明らかにわがままだが、行動自体は全然変わらないので、いつもの日曜日のようにインターネットニュースを早めに切り上げてから別室で溜まっている本をガンガン読む、と見せかけてグーグー寝るという行動に出た、いや本意ではない、これは本意ではない。寝たくはないんだが別室に行くと集中力が上がるどころかソファーがあるので安全かつ最高の気持ちで寝てしまえるんだよな、これは非常に悪いことだ、完全に折れのせいではないことにしたい、そして寝たい。寝たいんじゃねえか。ともかく二時間ぐらい本を読む時間に当てていたらそのうち一時間半は寝ていたという哀れな小動物なので、その後結局自室に戻ってから集中して読むという始末、本末転倒というか、自室の方が集中できるというか、全部おれのせいというか。しかし本は一冊、意地みたいなものがあり読み終えることが出来たのだった。一日一冊ぐらいのペースで読まないと本棚の本動かすことも出来ないんだけどな。

 出来ないんだが、こないだからでかい本を大量に買っているので、なんとしてでも動かさなきゃならない。そこで雨であることを味方につけて本棚の整理をずっと行っていた。とはいっても進まない、おれが好きで買った本を本棚から除外するみたいな愛の欠如した行動がそうやすやすと進むはずがない。血の涙を流しながら(一節には鼻歌で気を紛らわせながら)いらないだろうと思うしかしょうがない本を抜き出して代わりに入れることのできなかった本をガンガン入れたらすごく気持ちが良くなった。ついでにブックオフから買いっぱなしにして袋のまま積んであった本を袋から出して並べたり積んだりした。袋に入ったままだと中身が見えなくて本当に実感が失せる。車の中に入って運転している人を外から見ても何の感情も催さないのと一緒だ。だから全部の袋を取り去ってとにもかくにも本棚にぶち込んだとき、ひどく満足したし、しばらく本棚を見つめてニコニコもしていた。おれが、おれがこんないい本を買っていたなんて! さすがおれ!! みたいなハイテンションを一通り経験した後、夕飯を食った。

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