あれから考えましたが、パラリンピック選手みたいに、車いすを自由自在に扱える人ならば、その人の象徴に車いすはなると思います。本当にそのような人たちの「足」以上のものですね。
でも、僕は手も不自由で、車いすが自由に扱えないからね。それに乗ったら、本当に何もできない。手足重複障碍の特徴ですね。しかし、車いすから降りると、ひざ立ち歩きや座った姿など、僕の独特の姿や障碍が非常に現れ、多くの人々に印象もつけられるわけです。
因みに、今は映画監督の原一男氏も以上の事に非常に早くから気が付き、「脳性まひ者は車いすから降りなければ自己主張できない」と言って、脳性まひ者が町の中をひざ立ち歩きや四つ這いで歩き回る映画を作りました。1972年ごろかな。そのような事も連想されます。
それから、僕の「足」に当たると思われるものは、むしろ、パソコンですね。それに加えて、各SNS。国会議員、旧友たち、外国人と本当に自由自在に「会いに行ける」し、新しい友人も端からできる。合うNPOとも出会える。未来には結婚相手も見つけられるかもしれない。さらに、宇宙人とも出会えるかな、という冗談も出る。本当に宇宙人と出会えたら、楽しいですが。それはともかく、僕なりの「足」を得て、喜んでいるわけです。
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