mixiユーザー(id:2938771)

2015年07月26日15:05

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書くこともないので(その6)

 書くこともないので、マナーというものについて、少し書いてみようかと思う。どうして、貧乏な街の貧乏な家に生まれて、その貧乏な街でさえ、さらに貧乏な生活をして来た筆者がマナーなどという小洒落たことについて書く気になったのかと言うと、マナーのない最近の日本人に驚くからなのだ。
 筆者はこれを喫茶店で書いている。喫茶店といっても多くの店舗の共存するデパートのようなものの中のチェーンの喫茶店なのだ。店内は珍しく混んではいない。混んではいない。混んではいないが、隣の若い女性二人、あえて容姿について記述しないが、この女性二人が飲んでいるものは、ペットボトルのお茶なのだ。この店ではペットボトルは販売していない。ただし、コーヒーを自分のボトルに入れるサービスはしている。市販のペットボトルに強引に入れさせたのだろうか。しかし、見るかぎり、あれはコーヒーではない。お茶なのだ。
 席は四人掛けである。四人掛けの席に二人で座るのは、これはよくあることだ。しかし、飲んでいるのは自分で持って来たお茶なのだ。フードコートではない。フードコートだったとしても、これはないのではないだろうか。
 もう、何十分も過ぎている。何か買いに行く様子もない。もちろん、注文した商品を待っているというふうではない。
 この光景は何なのだろうか。
 以前、同じ店で、チョコクロ一つ頼んで、それを持って来たペットボトルのジュースと一緒に食べている人がいた。これはありなのだろうか、と、疑問に思っていた。チョコクロを一つ買っているのだ。お客さんではある。では、蕎麦屋でビールを頼んだら、持って来た弁当を食べてもいいのだろうか。
 二人は出て行く気配がない。店の死角にはなっている。いや、ペットボトルはどのテーブルにも乗っているので、あまり目立たない。これを注意していたのでは、かえって、店の営業に支障になるかもしれない。この店は、今、たまたま暇なだけで、いつもは席もないほど忙しいのだ。お客のマナーの悪さを注意しているようでは、他のお客さんのサービスが疎かになってしまうのかもしれない。
 日本人というのは、比較的マナーがいい方だと筆者は思っていたのだが、違うのだろうか。
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