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2015年05月24日21:44

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大阪コレギウム・ムジクム演奏会

今日は、当間先生の大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団および大阪コレギウム・ムジクム合唱団の東京公演に浜離宮朝日ホールへ行った。演奏した曲は、全て宮沢賢治の詩に千原先生が作曲した作品4ステージ・・・結論から書くと、千原ワールドを十分堪能できる演奏会だった。

最初のステージは、文語詩稿<祭日>

ピアノやチェロ、打楽器が入った曲で、ステージには合唱団、そして通路にも行進しながら合唱団が歌いながら入ってくるという立体的な音響・・・なかなか素晴らしい演奏・・・

演奏後、千原先生と当間先生のプレトーク・・・その最中で山台が一部撤去・・・なんだろうと思っていたらピアノがステージから出された・・・なるほど、ステージが狭いため山台の撤去が必要なのか・・・

そして、次のステージは・・・種山ヶ原の夜の歌

これは、合唱と打楽器などが入った曲で、もういろいろな声の表現や、踊りなどが入ったシアターピースでこれもすごく迫力があり良かった。途中で和風のような表現があったが、どこかの合唱団がやっているような、とってつけたような発声と異なり、すごく和風の表現がなされていた。これは、発声の基本を抑えた上で、その先の応用問題という感じで作られていたような感じ・・・やはり基本ができていなければ、表面だけとって付けたような発声をしても砂上の楼閣でしかないことの証明かな・・・

3ステージ目は、「ちゃんがちゃがうまこ」・・・これは女声合唱・・・そして4ステージは、「わたくしという現象は」・・・混声合唱・・・この2ステージは、とくに演出はなく通常の合唱形式・・・しかし、この2ステージも千原ワールド満載・・・広友会で歌っている「明日に続く道」にもいろいろ演出がなされているが、そういった演出というか声の表現や手拍子など、楽しませてもらった。

同じ演目で6/28に大阪いずみホールで演奏会がされるが、さらに進化した演奏が聴けそう・・・さすがに東京から聴きに行くことはできないが、関西の方、時間があれば聴かれることをお勧めします。

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