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2015年05月18日16:48

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記念撮影シャッター係

昨日、久しぶりに歴史をあるく会に参加。
今回の散策は糺すの森と賀茂川堤。このところの運動不足解消とご無沙汰気味のワル友と顔を合わすのも悪くないと出町柳の集合場所へ。

集合時間までに少し余裕があったので、賀茂大橋北側の川面にある飛び石のところでボンヤリとタバコを一服。
台湾から来たらしい若いカップルが、しきりと飛び石に立ってポーズをとり写真を撮り合っていた。女の子と目があい、シャッター係を仰せつかった。亀形石の上でジャレあっているので、「危ないゾッ、もう少し離れろ!」の意味で手を降ったら、さらにピッタリと抱き合って顔までクッツケあったのには恐れ入った。(チェッと舌打ちをして、「まあ、ええじゃろ」とシャッターを切った!)

歴史をあるく会は、鴨川デルタからゾロゾロと散策スタート。まずは、無声活動写真の大スター「目玉のまっちゃん」こと尾上松の助胸像の前で、古き良き時代の活動写真の一席を聴く。知らなかったが、目玉のまっちゃんは慈善活動にも熱心で当時の金で1万円以上もの寄付をしていたとかで、まっちゃんの葬儀にはまっちゃんを愛する5万人の京都市民が参列したとか。

賀茂御祖神社との碑の立つ鳥居の前で、「鳥居は天照を天岩戸から誘い出すために鳴かせた常世の長鳴鳥にちなんで、神前に鶏の止まり木を置いたことから・・・」との講釈を聞き、参道を進んで糺すの森に足を踏み込む。ワル友と私奴は、歴史話は半分で残りはバカ話することしきり。

鴨の長明さんに敬意を表し河合神社を参拝し、葵祭が終わり、静けさをとりもどした糺すの森は背の高い木立におおわれてライト・グリーンに染まっていた。ワル友のこの森を流れる小川に関する蘊蓄に耳をかたむけながらのそぞろ歩きは、大変気持ちがよかった。

本殿は、小川流煎茶道による煎茶献茶祭(葵祭の後祭)でゴッタガエシ状態。それでも一応、御手洗社と本殿の参拝を済ませ、十二支を守る社のそれぞれ自分の干支の社の前で頭をたれた。

会の一行は、神社を出て有名なみたらし団子屋さん訪問、みたらし団子のお持ち帰り購入に余念がない。私奴らは「団子には興味はないわい!」と店に入らず、横の鬼子母神さんにご挨拶しただけ。さらに東鞍馬口通を西に進み賀茂川にかかる出雲路橋を渡って会は流れ解散。

ワル友と私奴は、賀茂川堤を比叡山や大文字山を仰ぎ見ながらブラブラ歩き、妙音辨財天さんを覗いた上で散策を打ち切る。
四条河原方面行きのバスの中で、「昼飯でもくって別れよう」「うん、旨い蕎麦屋がある。チョッピリ飲んで別れよう」と。こういう事は直ぐに相談が纏まるのが、ワル仲間のワル仲間たる所以。

南座近くのにしん蕎麦屋「やぐ羅」で、にしん昆布巻きを肴に一杯ひっかけ、ザル蕎麦をたいらげていたら、横の席の女子中学生らしき3人が、しきりとデジカメで記念撮影をし始めた。またまた、ここでも、シャッター係をあい務めた。修学旅行で来たという中学生は礼儀正しく「ありがとうございました」と挨拶をして店を出ていった。ワル友が「カワイイなあ」と目をほそめた。

「オレは、今日は、最初と最後に人助けをした。我ながらよい事をしたなあ」というと、ワル友が「エヘヘ、まあ、たまにはなあ!」と言った。
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