仙台空港から女川へ

５月の東北の旅が始まりました。

先月の出発と同じく、伊丹7：55発JAL2201便で、まずは仙台空港へ。
大阪空港で、三陸復興国立公園塗装の飛行機が止まっていました。
こんなんあるんですね。
ちなみに羽田行きでした。
今回もバスで移動して飛行機へ行きました。
天気はわりと良いはずですが途中は雲の上。
残念ながら富士山は見えませんでした。
景色が見えてきたと思ったら、着陸準備に。
仙台空港には若干早く着きました。

仙台空港には何度も乗り降りしていますが、やっぱり3．11の津波で水浸しになった映像が思い浮かびます。
あの日の三日前に仙台空港から帰ったから、なおさら印象深いのでしょう。
あれから月日がたって空港自体は日常の姿ですが、空港のすぐそばでは傷痕がまだまだたくさん残っているんですよね。
直接体験したわけではないけれど、数日の差で助かったということで忘れられないです出来事です。
空港内にスケートの羽生結弦くんの直筆メッセージもありました。
彼はスケートはすごいけれど、字はあまりうまくないようです。
どうでもいいことですが。

仙台空港から快速で仙台駅へ。
強風のため東北線の電車は遅れているようで、仙台には５分ほど遅れて到着。
そういえば、飛行機も着陸前にかなり揺れていました。
仙台で小牛田行きに乗り換え。
乗り継ぎ時間がかなりあるので、少々の遅れは気になりません。
こちらの電車は定刻に発車しました。
小牛田駅にも定刻に到着。

石巻線に乗り換えて女川行きのディーゼルカーに乗車。
単車ではなく、２両編成の列車でした。
この石巻線は初乗車。
すぐに田園風景広がり、ローカル線ムード満開です。
なかなかええ感じです。
途中で反対方向行きの列車と交換しましたが、なんと石ノ森章太郎のマンガのキャラクターが描かれたマンガッタンライナーでした。
土日だけではなく平日も 走っているのですね。
考えれてみれば当たり前か。
平日はどの時間の列車になるかわからないだけなのでしょう。
石巻駅には、５月３０日から復活する仙石線の電車も止まっていました。
再開に向けて試運転しているのでしょうね。
沢田駅辺りから海沿いに。
終点の女川駅までは４月に再開でしたが、その一つ前の浦宿駅まではけっこう早く再開したと思います。
途中まではわかるけれど、海沿いで早く再開できたのはびっくりです。
地形などの条件で被害が少ない場所だったのかもしれません。
鉄道が走るかどうかはけっこう大きいからよかったことだと思います。

終点の女川駅に到着。
場所も移動したようで、全く新しい建物でした。
温泉施設が併設されていて、駅前に足湯もありました。
午後は、お昼を食べて女川の町を散策します。