mixiユーザー(id:29290635)

2015年04月27日09:45

156 view

アート三昧の2日間(2) 「広重と清親」

根津美術館の後、太田記念美術館に向かった。

地下鉄1駅なので、近かった。

そして、この美術館は、観ている人が 少なかったので、じっくり絵を鑑賞できた。

以前、静岡市美術館で、「小林清親展」を観た時に、この展覧会の話が出ていて、どうしても観たい絵があっった。

小林清親の「開化之東京両国橋之図」である。

この絵は、ホイッスラーの「青と金のノクターン・オールド・パターン・ブリッジ」を参照したと言われている作品で、静岡では スライドで観たが、実際の絵を観たくなった。

この美術館では、床の間に軸が 掛かっていて、畳に座って 絵が鑑賞できるのが良い。

じっくり観た。

実物は こんなに大きな掛け軸だったのか。と、思った。

情緒あふれる素晴らしい絵だった。

東京まで出てきた甲斐があった。

広重と清親の絵がs 並べて展示されていて、両者それぞれが良かった。

なかなか見応えのある展覧会で、かえって根津美術館よりもこっちの方が 良かった。

広重も 清親の「ポンチ絵」のような絵も描いていたことを初めて知った。

清親の「漁火図」も素晴らしかった。まるで印象派の絵のように、水面にあたる光の表現や、舟には墨のにじみや金泥を用いて、光と影が 微妙に混ざり合う時間帯を表現していた。

見応えのある絵ばかりで、大満足だった。

ここでは1時間半くらい観た。


8 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年04月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930