mixiユーザー(id:6002189)

2015年04月25日20:59

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原子力と司法

原子力発電をめぐる日本の司法の判断が割れている。福井地裁は、住民の高浜原発再稼働差し止め請求を認めた。これに対し鹿児島地裁は、川内原発に関する差し止め請求を却下した。「リスクゼロ」の基準を求めた福井地裁の判断は、5年前に脱原子力を決定したメルケル政権の判断に似ている。メルケル首相が脱原子力を決めたのは、元物理学者だった政治家として「残余のリスクが大きすぎるために、政治家として責任を持てない」と判断したためだ。今後も日本で再稼働をめぐる訴訟は続くだろう。日本の原子力行政をめぐる混沌は深い。
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