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2015年04月18日12:02

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遊戯王小説 リニューアル4ー2

デュエル小説4ー2
注意。ここからデュエルの内容が変わります。

登場人物紹介。

果心林檎 『角が有る者達』のラスボス。めちゃ強い。
超コスプレイヤー。
デュエル初心者(初戦はワンターンキルで勝利)

K・K・パー 果心林檎の部下。
超(スーパー)ロリコン爺。デュエルのベテランで解説役。

朧 果心林檎の部下で、『月龍』という超珍しい龍。
普段は小さなビンを住まいとしている。今回はただの驚き要員。

ペンシ・ミズーリ 今回の果心のデュエル相手。
超脳筋で重度のデュエル脳。

なんでもかんでも超付ければかっこいいんだよって偉い人が言ってた!
それじゃあ遊戯王小説のはじまりはじまり!




パー「さて次の相手を見つけましたよ」
ペンシ「むむ、ここは何処だ?
やや、お前はパーに果心!
よし、勝負だ!」
果心「ええ良いわよ。但し勝負方法はデュエルでね」
ペンシ「良いだろう、早期決着で倒してやる!」
パー(なんというデュエル脳……彼女、できる!)
朧「デュエルって一体……」

因みに今日の果心さんはアカデミアの服を着ています。

LP6000!先攻ドロー禁止!

果心&ペンシ「デュエル!!」

ペンシ「言ったもん勝ちルールにより、私が先攻でいくぞ!」
果心「ええ、いいわよ(言ったもん勝ちルールなんてあったんだ……)」
ペンシ「私は手札から永続魔法、『抑止令』を発動する!」


抑止令 永続魔法
自分のフィールドにカードが存在しない場合のみ発動する。このカードが魔法・罠カードゾーンに存在する限り、互いに手札から一枚しかカードをプレイ出来ない。(オリジナル)


果心「『抑止令』?」
ペンシ「『抑止令』が魔法・罠カードゾーンに存在する限り、互いは手札から一枚しかカードを使う事が出来ない!
私は『抑止令』自体を発動したため、これ以上カードは出せない!
これでターンエンドだ!」


観客サイド
パー「ふむ、『抑止令』ですか。
デュエル脳の彼女らしい」
朧「え、どういう事?」
パー「『抑止令』はお互い一枚しかカードを使えなくさせるカード、その強力な力ゆえ、発動したターンは無防備になるが、魔法・罠に妨害されやすいモンスター一体のパワーを不動にし、相手のコンボを妨害する事ができる」
朧「そっか、魔法・罠も伏せられなきゃ使えない。その為に1ターン使うのはかなり危険だよね」
パー「 彼女のデッキは恐らく、パワーモンスターを大量に詰んだパワーデッキなんだろうな」
パー(そして、これは互いのデュエルレベルを測るカードでもある。
戦術を優先し、場をおざなりにするか、
場を固め、戦術をおろそかにするか決めなければいけないからな。
果心様は、一体どちらを選ぶ?)


デュエリストサイド

果心「私のターン、ドロー」
ペンシ(さあ何を使う?魔法か、罠か?モンスターか?)

果心はドローカードと手札を見比べ、やがて静かに宣言する。

果心「私はこのターン、魔法カードを発動します」
ペンシ(魔法カードか、『抑止令』を破壊する気か?戦術としては良いが、あまり意味が無いな)

ペンシは自分の手札にある二枚目の『抑止令』を見つめる。
だが、その予想は大きく裏切られる事になる。

果心「魔法カード『融合』。」
ペンシ「何ッ!?」
果心「手札の『青眼の白龍』2体と『心眼の女神』を融合し…」

青眼の白龍 光 レベル8
<ドラゴン族・通常>
Atk3000/Dfe2500

心眼の女神 光 レベル4
<天使族・効果>
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
Atk1200/Dfe1000

青眼の白龍×2→墓地
心眼の女神→墓地

果心「エクストラデッキから、『青眼の究極龍(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)』を融合召喚!」


青眼の究極龍 光 レベル12
<ドラゴン族・融合>
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
Atk4500/Dfe3800


ギシャアアアア!
ギシャアアアア!
ギシャアアアア!

果心のフィールドに三つ首の蒼き龍が降臨する。
そして巨大な龍がペンシを睨み付けた。

ペンシ「『青眼の究極龍』だと!?」
パー(流石果心様。
この状況で出せる最強のカードを出してきましたね)
果心「バトルです。
『青眼の究極龍』でダイレクトアタック」

アルティメット・バーストッ!!

三つの口から強力なエネルギー弾が放たれ、真っ直ぐペンシに向かっていく。

パー(『抑止令』は発動ターン、必ず無防備になるデメリットを背負っている。
その愚かさを、この一撃で理解しろ!)

強力なエネルギー弾は真っ直ぐペンシへ向かう。
しかしペンシは全く動じる事も無く、手札から一枚のカードを選び出した。

ペンシ「手札の『エルフのカーテン』の効果発動」


エルフのカーテン 風 レベル1
<魔法使い族・効果>
相手モンスターの攻撃宣言時、手札からこのカードを特殊召喚する事ができる。
Atk100/Dfe100

ペンシ「相手モンスターの攻撃宣言時、手札からこのカードを特殊召喚する!
私は守備表示で『エルフのカーテン』を特殊召喚!」

フィールドに小さな薄い布が舞い降り、それは巨大なカーテンと変化していく。
そして『青眼の究極龍』のエネルギー弾を受けて、消滅した。


Battle!
○青眼の究極龍 VSエルフのカーテン×
Atk4500 Dfe100


果心「…!」
ペンシ「守備表示で戦闘を行った為に私へのダメージは0になる。
なかなかいい疾風弾(ストリーム)だが、所詮はその程度か」

ペンシは半分呆れた顔で『青眼龍』を見つめた。

果心「…ターンエンド」
ペンシ「私のターン、手札から永続魔法『レベル制限B地区』を発動」

レベル制限B地区 永続魔法
レベル4以上のモンスターは守備表示になる。

ペンシ「『レベル制限B地区』の効果により、全てのレベル4以上モンスターは守備表示になる。
ブルーアイズよ、膝を折るがいい!」

青眼の究極龍 攻撃表示→守備表示

果心「く、ブルーアイズ…!」
ペンシ「私はターンエンドだ」


朧「『レベル制限B地区』…?
今度は攻撃を制限してきた?
あれじゃあ、パワーを使えないじゃん」
パー「…奴のデッキ、まさか攻め落とすパワーデッキではなく、
守りを固めるロックデッキなのか?」


果心「…私のターン、ドロー。
このターンも魔法カードを発動します」

果心はドローカードを確認し、手札からカードを発動する。

果心「『魂の(小夜曲)セレナーデ』」


魂のセレナーデ 通常魔法
自分フィールド上の融合モンスター一体を選択して発動。
手札を一枚捨て、選択したモンスターの融合素材モンスター一組を除外し、その数だけドローする。(オリジナル)

果心「『青眼の究極龍』の融合素材モンスター一組をゲームから除外し、手札一枚を捨てる」

青眼の白龍×2→除外
心眼の女神→除外

ポコポコ→墓地

果心「そして融合素材…三枚ドロー」

果心 手札一枚→四枚

果心「更に『ポコポコ』の効果発動」

ポコポコ 光 レベル2
<天使族・効果>
手札からこのカードが墓地に送られた場合、デッキから『ポコポコ』一枚を手札に加える。デッキに『ポコポコ』が存在しない場合、自分の手札を一枚捨てる。
Atk200/Dfe300(オリジナル)

果心「『ポコポコ』をデッキから手札に加える」

ポコポコ→デッキ→手札

果心「ターンエンドです」
ペンシ「ふ、所詮融合デッキは手札消費の激しいデッキ。
ドローカードは絶対必要だな。だが、その為に貴重な1ターンを使ってしまった。
私のターン、ドロー!
手札から永続魔法発動!
『小型召喚陣(スモール・サモンサークル)』!」
パー「また永続魔法を…!」


小型召喚陣(スモール・サモンサークル) 永続魔法
このカードが魔法・罠カードゾーンに存在する限り自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚出来ない。
1ターンに一度、相手にカードを一枚ドローさせる。自分はデッキからレベル2以下のモンスター一体を特殊召喚できる。(オリジナル)


ペンシ「このカードはエクストラデッキからモンスターを特殊召喚出来なくなる代わりデッキからレベル2以下のモンスターを特殊召喚する事ができる。
私はこの効果を使用し『問答無用侍』を特殊召喚!」


問答無用侍 風 レベル2
<戦士族・効果>
このカードが表側守備表示モンスターを攻撃した時、ダメージ計算を行わず破壊する。
Atk200/Dfe300


ペンシのフィールド上に小さな侍が現れる。

果心「小さい…」
ペンシ「『小型召喚陣』を発動した場合、相手は一枚ドローしなければいけない」

果心 手札5枚→6枚

ペンシ「バトル。
『問答無用侍』で『青眼の究極龍』を攻撃」
果心「えっ!?」

果心は目を丸くする。
目の前の侍は攻撃力たったの200しかないモンスターだ。攻撃すれば青眼龍を破壊する事は愚か、大ダメージを受けるしかない。

ペンシ「『問答無用侍』の効果発動!
相手が表側守備表示モンスターを攻撃した時、ダメージ計算を行わず破壊する!」
果心「!?」

問答無用侍が青眼龍の背中に乗り、爪楊枝のような剣を背中に突き刺す。

問 答 無 用 突き!!

その一撃を受け、青眼龍は咆哮を上げて破壊されてしまった。


Battle!
×青眼の究極龍VS問答無用侍○


果心「ブルーアイズ…」
ペンシ「青眼の究極龍は破壊された…。
もう貴様のデッキに青眼の白龍は一体しか残ってない。
それでもこの状況ではまた破壊されるだけだ」

ペンシは笑みを浮かべる。

ペンシ「ブルーアイズを失ったブルーアイズデッキ…もはや勝負あったな」

続く!


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