クージーの旅日記ギアナ３国編（その20）『ニュー・アムステルダム』

　旅もいよいよ終盤、フェリーに乗って再びガイアナに入国します。


　首都のジョージタウン行きの乗り合いバスに乗りますが、僕は途中のニュー・アムステルダムで降りることにします。
　具体的な情報はないのですが、泊まれるところがあるなら他の町にも滞在してみたいので…。


　ただ「途中」のと言いながら、通り道ではなかったようで、大きな橋の手前で降ろされてしまいました。
　ニュー・アムステルダムはこの橋を越えたところにあるそうで、ここからは乗り合いタクシーで。

　そのタクシーのドライバーが「街で一番安いホテルや」と連れて行ってくれたのが「ホテル・アスター」。≪左写真≫
　古い建物で、外から見た時は「大丈夫かいな？」と思いましたが、中に入ってみると掃除も行き届いていて悪くありません。

　ただ、「一番安い」といっても3500ドル（2100円）でジョージタウンと同じ値段。
　部屋にトイレとシャワーが付いている分、やや安いというところでしょうか。


　荷物を置いてさっそく外出。
　趣味の散歩です…（笑）。


　これといって特徴も見ものもない町ですが、落ち着いていていい感じ。≪中写真≫
　このサイズの町はけっこう好きです。


　ただ、メインストリートだけは別。
　日曜日だからか、道沿いに食べ物の屋台が出ていて賑わってるし、トランポリンで子供が大はしゃぎ。

　それはいいのですが、ここでもあちこちから爆音が…。

　道端にスピーカを積み上げて、大音量の音の垂れ流し。≪右写真≫
　前を通る時には耳を指でふさがねばならないほど。

　心臓の悪いお年寄りなら死んでもおかしくないほどの爆音です。

　しかし、これにはわけがありました。

　この日は特別な日だったのです…。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続く）

（もっと写真を見たいという方は、ＹＡＨＯＯブログの「クージーの遊歩人雑紀」をご覧ください。）
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