今日は「20世紀アメリカのSF作家フィリップ・K・ディック」の命日である。
「電羊忌」とは映画化されカルトムービーとなった『ブレードランナー』の原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』に因み私が勝手に名付けたモノである(笑)。
1982年3月2日ディックは自分の小説の初映画化作品の完成・公開を待たず急逝した。長年のアルコールやらアンフェタミンなどの薬物過剰摂取による心臓疾患に因るものらしい。
未だ54歳、やっと不遇の“売れない三文SF作家”から脱出しかけたところだった。
(皮肉な事に)こののち10作以上も作品が映画化される人気作家、あるいは「20世紀のもっとも重要なSF作家のひとり」とまで呼ばれる様になる。
私とディックとの出会いは19歳(大学2年)の時だったから昭和51年(1976)『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』ハヤカワ文庫版が出版された年、ディック在命中である。
思えば長い付き合いである。いつの間にかディックの没年を追い越してしまった…。
ここら辺の事は以前mixi日記だったかコミュニティだかに書き込んだので子細は省くが、感慨深い…です。。。
ログインしてコメントを確認・投稿する