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2015年02月21日01:43

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フィッティングの重要性!

■ フィッティングの重要性!

カッコ良くていいバイクは世の中にたくさんあります。高価なフラッグシップモデルは魅力的ですし、攻撃的でカッコいいポジションに設定して飾っておくだけだって、1日見ていても飽きないこともあります。

でもね、ロードバイクはライダーが乗って、フィールドを走ってみてなんぼでしょ。だからライダーの体力や体格や走り方、フィールドにポジションが最適化されていないと、高価なバイクも本来の性能や値打ちを引き出せません。

だから、実際に使っていて、ライダーに合わせてポジションが煮詰められて最適化されたロードバイクは、レーシーであろうと、コンフォートなツーリングポジションであろうと、1つ1つの設定に物語があります。

身長が低い、腕が短い、脚が短いではカッコいいポジションになるわけはありませんが、走っている姿がマッチしていると、それはそれでいいポジションが出ているな〜と、とっても魅力的です。

ライダーのレベルはどうであろうと、実際に使ったリアルなポジションは、説得力が違うんです。どうしてここがこう設定されているんだろう、いっぱい納得があったり、どうしてこれがマッチするんだろうと疑問も湧いてきます。

クマジジイは上野の横尾双輪館の横尾明さんの、デローザ製のエディ・メルクス使用モデル。製造元不明のビアンキのフレチョ・ジモンディ使用モデル。カレラのクラウディオ・キアプッチ使用モデルの、リアルなポジションのままのコレクション3台に、女性が瞳を輝かせて憧れるジュエリーみたいな魔力を感じます。

7年か8年前ころから、フッティングが注目されて、バイクフィットとか、バイオレーサーとかしファックとか、イタリアやフランスやスイスやオランダには、フィッティングとインソールを作るだけのラボがあります。

大手のブランドではスペシャライズドや、シマノのフィッティングシステムがあります。日本でもフィッティングシステムを採用しているサイクルショップはたくさんあります。

ただスポーツサイクルを売るだけのプロショップではなく、売ったスポーツバイクをスタッフがフィッティング理論の研修を受けて、オーナーに合わせてフィッティングを施しています。

今までスポーツバイク経験があるなら、前のポジシィンで長く走っていますから、稼働域も筋肉の使い方もそれに慣れていますから、ポジションの変更は、体の動きや関節の可動範囲、筋肉を使う場所などで違和感を感じることになります。

変更したポジションがすぐにケイデンスアップに効果を発揮するケースもありますが、3ヶ月くらいの走り込みを経て、筋肉や関節の動きが慣れてきて、パワーを発揮できるようになったり、快適に走れるようになることもあります。

パワーを発揮できて疲れにくく、快適に走れるポジションを実現して、プロショップとユーザーの信頼関係を築いてリピーターになってもらうことが、フィッティングの隠れた目的でもあります。どの程度の満足度かは、今後問題になりそうですね。

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