「ピッコロは高い音が効果的」って思ってたんすけどね。
だってドラマガで樋っつぁんが
「ピッコロをメインスネアの左側に置いてスナッピーを外して
皮をパンパンに張ってティンバレスみたいにして使ってる」
ってゆってたんだもん。そらみんな真似するわな。
デイヴ・ウィックルもそうしてたかな。
他にもたくさん。
当時の流行だったんでしょうなぁ。
そしたら同じくドラマガで誰だかプロの人が
「8インチの深胴スネアは空気の量が多いから
逆にヘッドは張った方が良く鳴る」
ってゆってたんすね。
あぁなるほど、確かにその通りだわな。
ピッチを高くしても深さがある分、低音が出ると。
その分、爆音になっちゃうんだろーけど。
じゃあ逆にピッコロはヘッドをユルユルにしても鳴るな、と。
やってみっと確かにピッコロのほうが
ドスの効いた音がしましたよ。
深胴のスネアは80年代のメタルブームで流行ったんだけど
日本人にはデカすぎたのか、スタジヨとかでは
それほど見かけなかったなぁ。
タマに見つけてもヘッドがベロベロのデコボコだから
張るしかなくって(笑)ユルユルにする実験はできなかった(笑)。
で、80年代の終わりあたりかな?
小田原豊さんがレベッカとかで
スティーブ・へローンがマドンナやデュラン・デュランとかで
ピッコロをメインにして使い始めたのを見るようになって
青山さんのボーヤになったらやっぱりピッコロをメインにしてまして
仙波さんもピッコロをメインにしてたりして。
ポンタさんなんて製造過程の途中のシンバルを
工場からムリヤリふんだくって使ってたりして
「あぁ〜プロって固定概念がないんだなぁ、」
と、しょうじ少年は思い知ったのでありました。
てぃなみにジム・コープリーはまだ90年代で
ピッコロをメインスネアの左側に置いてスナッピーを外して
皮をパンパンに張ってティンバレスみたいにして使ってました。
きっと頑固なんでしょうなぁ。
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