mixiユーザー(id:124952)

2015年02月07日22:11

394 view

土曜

 ・・・また、mixiが日記を書かせないようにする嫌がらせをして来た。
 mixiや、日記やコミュニティ書き込み、レビューなどの文章を書くコンテンツを嫌い、ユーザーに嫌がらせをするんだよなぁ・・・運営に「同日に2つ目の日記を書こうとするとひとつ目の編集画面になって新規作成が出来ない」と指摘をした事もあるんだけど、運営は「仕様です」と回答して来た。
 要は、知っていて直す気はない、日記など書くな、と言うことか・・・
 (でも、性根がねじ曲がっているので書く。書くなと言われると喜んで書く。止めろと言われたら意地でも書く)

 さて。

 今日は、“安藤サクラの日”。
 朝イチで水槽の水替えを済ませ、かかりつけのクリニックに行った足でそのまま映画館に向かう。
 途中、早めの昼食を済ませ、まずは1本目、「0.5ミリ」。

 これは、安藤サクラ主演、姉の安藤桃子が脚本・監督、父親の奥田瑛二が総合プロデュース、と言う奥田ファミリームービー。(ちなみに、義父の柄本明も出演している)
 安藤サクラは、“おしかけヘルパー”を演じるのだが・・・この映画、凄く面白い。特に前半は傑作の部類に入る。後半になって、テーマが浮かび上がると共に物語が失速するのが惜しいのだけど・・・
 しかし、この映画の安藤サクラはすごく魅力的。正に“天使”と言ってもいい。映画評でも、年配の評者の多くが、「(安藤サクラ演じる)さらちゃんが介護に来てくれないものだろうか」と羨望するのがよく判る映画だった。

 そして、2本目は「百円の恋」。
 これは、32歳、職歴なし、彼氏なし(なので処女)、怠惰な引き籠もり女が、ボクシングに出会ってどん底から這い上がる、と言う映画。
 安藤サクラ、映画冒頭で、スエットめくって弛み切ったトドのような身体をさらけ出し、ほぼ女を捨てている状態。
 でも、ボクシングに目覚め、最初はファイティングポーズすら決まらなかったのが、次第に動きもシャープになり、顔つきまでも変わって行く。
 映画前半の、やる気のない、死んだような目が、野獣のような精悍さを湛えるようになる、その役作りには感嘆する。
 しかも、安藤サクラは、映画撮影期間の2週間のうち、10日でウェイトを(恐らく10kg近く)絞ったのだ、と言う。
 つまり、この女、ボクサーとして説得力のある筋肉質のボディをビルドアップしておいて、そこに脂肪だけ乗せてクランクインに臨んだ、と言うことか。
 日本の若手女優の実力派と言えば、宮崎あおいか蒼井優か、と思っていたのだけど、それを凌ぐ化け物が潜んでいたとは・・・この肉体改造(“デ・ニーロ”アプローチ)と言い、女を捨てた演技と言い、さすがに、これは宮崎あおいには出来ないだろう。
 映画評者の揃う、KINENOTEのレビューでも、みな「安藤サクラは凄い!」としか言い様がないのが印象的で、事実、そうとしか言い様がない。
 なるほど、キネ旬の選ぶ、2014年の最優秀女優にも納得だ。

 3本目は「さよなら歌舞伎町」。
 これは、新宿・歌舞伎町のラブホテルを舞台に、そこに集まる様々な人間模様を描く群像劇。
 ラブホの雇われ店長と、その彼女の売り出し中のシンガーソングライター。韓国人デリヘル嬢と、その彼氏。家出少女とスケコマシ。逃亡中の強盗犯と、彼をかくまう女。更に、店長の妹がAV女優になっていてラブホにロケに訪れるとか、店長が追い払った立ちんぼが、隣のラブホで殺されるなどのエピソードを盛り込み、運命の交錯する1日を描いて行きます。
 これはよく出来た群像劇に仕上がっていました。
 店長役には、染谷将太、シンガーソングライター役には前田敦子。その他にも意外な豪華キャストが揃う、なかなか見応えのある映画でした。

 11:50から観始めて、終了は20:00・・・せっかくの週末、半日も映画館にこもっている事に後悔を感じさせない映画揃いで、満足、満足。
3 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年02月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

最近の日記

もっと見る