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2015年01月27日23:36

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承前、「塩見孝也と銀河の会」リーフレット草案(下)     塩見孝也       塩見孝也

承前、リーフレット草案(下)
4、「開発」と「シルバー・センター」の歴史的由来から見えてくるもの。
★ 清瀬市は1990年頃、駅前クレアビルを、そのアリアの整理に功績のあった「開発会社」をビル全体の所有者にすべく、特定管理指定団体に指定し、「開発」の株を18億円出資し大株主となった。その株は、全株の94%に達するものであった。法的所有権は別にして、実質は市がこの会社を所有していると見てよい。以降、ずっと「特定管理指定団体」として指名し続けたのである。何故、市が、このような破格な形で、カネを融通し、「特定管理指定団体」に指名し続け、かつ、現市長・渋谷氏が、一私企業の「社長」であり続けられるのかは、我が「銀河の会」は、疑惑に感ずるものである。市長、議会、「開発」はこの経緯を明らかにすべきである。この件での公開説明を要求する。
これは、「開発」が僕らクレア駐車場労働者にとって、中間収奪・搾取の役目を果たしており、僕ら労働者からすれば、本来無くても良い機構であること。常に、市の思惑通りに動き、しかも、我々と市の関係を、この間に介在し、紛らわしくしている点からしても、全然ガラス張りでなく不透明極まる点からも必要なのである。
★ センターは「老人福祉」「共同、協同、協働、共助」を基本理念としている公益福祉の事業団である。しかし、この成り立ちは、1980年頃、「遊休シルバー労働力活用」と言う名の下に、執権党・自民党のお声係で発足したところに起源があり、シルバーに対して「同情と利用主義(=同情で塗(まぶ)しった利用主義)」、「福祉を語りつつ営利を上げる」要素を持った、「事業団」と言われてきた。常に胡散臭さが付きまとい、「第三セクター(自民党とその政権の)」と言われて来ました。80年代、90年代とこの運動は拡大・定着し、リーマン・ショック前後には会員は増大したが、2010年代となると、会員対象世代の団塊世代が定年退職し、増大してきているにも関わらず、頭打ちとなり、清瀬センターもそうなっている。やや、減数しています。
この理由は何であろうか?
『天下り』・『談合』体制、そこからの「情実」政治ゆえに、自主・創造・意識性が発揮されず、創造的企画力が乏しいこと。「自主創造、協働、共助」と、「利潤第一の利己主義」・「新自由主義」の狭間で揺れ動き、ぎりぎりになると、後者を選択してゆく保守体質にこそ根源がある。
 自力更生の「自主事業」を創造的に開拓できない。『発注元』最優先する会員の『個人事業主』との≪契約関係≫なるものにこだわり、対等な契約関係が保障されないこと。この契約関係論は、センター定款のどこにも記されていない。 
 発注元とは、団体、家庭、自営業主、やや大きめの経営団体(会社)などのことである。この「契約関係(雇用関係ではない)」故に、会員は利益を享受できず、発注元の言いなりにならざるを得ない。 この≪契約関係≫なるものこそ、自民党的世界観の持ち主達が考え出した、高齢者労働者の搾取・収奪を促進するインチキ行政法の最たるモノなのである。
 縷々語った、次第で会員にとって、シルバー・センター(運動)は、シルバー階層にとって、まったく魅力的では無くなっているのです。
★ 又、内部関係が「支援」と「主導」の二項関係を、巧みに捌くシステムになり切れてない、会員の会員としての自覚を促進し、積極性を引き出し切れていないこと。清瀬では、事務局長は天下りで、長くて3年〜4年、普通は1~2年、これで、まともなシルバー奉仕の仕事が出来るでしょうか?
★ 会員労働者を犠牲にしつつ、市長や仕事発注先の顔色ばかり窺がい、無難に勤務年数をすごす、ことが慣習になっている。従業員の大半も天下りです。
★ これを、市民・民衆中心の、下からの自主管理型システムに改革・革新・変革してゆかなければなりません。
★ 清瀬シルバーの中で、一番大人数で、大規模な職種は駐車場・駐輪場組織、分けても30人がまとまって働く市営駐車場・「クレア」の仕事である。この職場の動向は、約1千人のシルバー会員の天王山的、管制高知的位置を占め、その動向における影響はバロメーター的役割を占める。ひいては、現役一般労働者や非会員、3万4千のシルバー階層に多大な影響を与えます。そして、清瀬市民全体ににも多大な影響を与えます。又他の職種が多くて5人前後で、ここでは発注元と個人事業主の契約関係に留められることが出来ても、30人の協働労働ともなれば、資本と労働の雇用関係の性格、階級的性格が顕在化し、それは労働基準法・労働関係調整法・労働組合法ら労働3法を基準法に置かなければ的確に処理できない性格を帯びることとなります。
5、僕ら「塩見孝也と銀河の会」の市政改革・変革の政見・政策は以下である。
◯1働けるシルバーに対して、そして、最前線に位置し、風雲急を告げているクレア駐車場労働闘争を如何に闘うか。
★働けるシルバーの人々の仕事確保を目指し、その労働条件、権利の向上、不当合化と闘い、これを推進せんとする市の不当極まる≪談合≫政治を許さないこと。そのためには、このことを実現した勝利例をシルバー労働者、市民に示してゆく必要があります。     
 ★この勝利例に、「クレア」駐車場の労使の攻防が天王山的位置を占め、他のシルバー労働者、会員の行方のバロメーターになるものと自覚し、懸命に奮闘すること。
  ▼1・15や20日なされた説明会に騙されてはならない。
  ▼この「合理化」正当化のペテン劇は、清瀬市当局、開発会社、センターの一体的な、“ぐるみ”での、僕ら「クレア」従業員労働者への昨年、26年度の合理化・攻撃を、更に徹底化せんとするものとして追求されている。
  ▼三者グルミの演出のペテン性の正体、本質を見極め、それを批判し、シルバー会員は労働者の基本権利を守り抜き、誰一人も辞めず、首を切らせず“グルミ”体制に阿(おもね)り、団結を乱すものを誰一人排出させず、一致団結して、三者総体の関係性の本質を批判し、この総体的認識の下で、各三者とも対決し、毅然として、交渉し、要求を貫徹してゆこう。
  ▼ クレア駐車場、従業員・労働者は、最低・時給一万円、最高労働日・10数日を目指し、最低労働日・9日を目指し、「二人体制」を消滅させ、3人以上の体制を要求する。この要求貫徹に勝利してゆこう。
 更に、26年度の合理化案の撤回を追求する。駐車場経営を、労働者を中心とする自主管理型経営体に改造してゆく。
  ▼クレア労働者は四方、八方から監視され、身動きが出来ない状態で闘っています。時には、極度に孤立します。この孤立感を和らげ、戦闘的意識を高めてゆくには、「塩見孝也と銀河の会」は、サポーターを募集し、的確な情報や通信物を、規則的にクレア労働者に届けて行く。
 ★シルバー労働者を苦しめ、その権利獲得の桎梏になっているものとしてある、シルバ
―労働を「半端な、余命を満足させるための趣味的なボランティア労働」といった具合に捉える老人差別の予断と偏見があります。ここから、「仕事発注元と各会員の個人事業主の関係」は「契約関係」であって、「資本と労働者の雇用関係ではない」「したがって、個人事業主の会員は、仕事発注者に隷属すべきである」とする謬論がはびこって来ました。この謬論を一掃し、発注先と労働者の関係を、労働基準法・労働関係調整法・労働組合法の労働三法の線に沿って正し、廃止してゆくようにする。シルバー労働者は、現役労働者の如く月一杯、一日の労働を8時間一杯、働くことは出来ないが、限定された労働日数、限定された労働時間においては、その労働は現役労働者とその労働の質においてはなんら遜色を持ちえません。
 ★以上の見地で、シルバー 労働に於ける不当な労働条件を甘受せしめられ、清瀬市の働いているシルバー階層に対して、巡回し、労働点検、視察をし、労働相談に応じる「労働基準監督官」のような機関・システムを作る。テレビ、「ダンダリン」のような巡回指導員のシステム、パトロール隊を数多く養成してゆく。この隊員に、健康なシルバーがなれるようにする。
 ★この闘いを全国化、国際化し、「シルバー全国労組」を発足させてゆく。又、非シルバーの非正規雇用の現役労働者、しかも、労働組合を持たない彼等、彼女らと連携し、労働組合を作ってゆく手助けをする。労働組合はあるが、その本来の機能を失ったところで働く労働者とも連帯してゆく。
 ◯2 働けなくなったシルバーに対して。
★ 働けなくなったシルバーを子供達と青年、壮年の世代が交流し、『憩える』ような、或
いは医療・介護と老後養生が結合されたような特別擁護老人ホームにかかる費用とは桁違いに安価で充実したスペースを各地区毎に数多く開拓してゆく。 
もう使っていなシャッター通りの夥しい空き家や空き地を「解放」し、ここれを『憩
いの場』に作り変える。 この作業にシルバー労働者などが応募し、雇用を増大させて
ゆく。
 ★数箇所、立派な<特養生老人ホーム>はありますが、高価で、応募者多数で、多くのシルバーには、殆ど手が届かない現状を打破する。
★シルバー自宅介護のシステムをもっと、独居者のシルバーの痛いところにも手の届く
ような細やかで、もっとモット充実させ、巡回介護のシステムを創出し、これとシルバー<解放>憩いの場と結びつけてゆく。そのために、シルバーの話を懇切に聞いてくれ、相談を受け付ける相談所を各地域に数多く設置する。清瀬を「寝たきり老人の孤独死が一人も出ない」市に変えてゆく。
6、他の研究中のものも含めてのワンポイント・リリーフ的な政見・政策:女性・教育・緑ら環境、農業問題らについての若干の見解。
◯1女性は「天の半分を支えている」、これは真理とおもいます。僕ら男性は、女性の言うことに、大体は正しいことして、耳を傾けるべきである。特に生活の分野において。僕は、このことの多くを、獄中20年を同伴してくれた妻から学んで来ました。今、妻は骨軟腫瘍に罹り、手術した後、リハビリ中ですが、一日30分、3回、患部をマッサージし、夫婦で癒し合っています。朝の散歩やラジオ体操などやっておられる“オバチヤン”の女性達とその場で話しあってみたいものです。
◯2教育は、もっとも重要な事柄と思っています。これからの激動の時代、子供達が、自主的で、自立心を持って、意志強く、逞しさを持ちつつ、隣人、他人を思いやる慈悲心、気高い情操を持つ人間に育ってゆくことを期待します。知育偏重教育を排し、子供の頃から、労働し、生産し、共同、協働して行く環境の中で育って行くようにする。良き伝統文化を尊重し、文武両道の人間になってくれるような教育を望みます。自民党政権の道徳教育は子供達の自主性、自立心を無視した、国家第一、そこからの軽薄な「愛国心」押し付けるもので批判する。
◯3僕が清瀬に住み始めた25年前頃は、雉やカッコーが棲み、樹齢300年の欅の樹も沢山あり、武蔵野の豊かな自然がありました。ところが宅地造成などもあり、この欅がどんどん伐採されて行きました。もう殆どこのような樹齢をもった欅の巨木は見かけられなくなりました。悲しいことです。「緑の環境」を政治スローガンに掲げるなら、住民と状態を良く調べるにしても、ナントカ、住民・市民の運動と一体になって、欅の巨木を政治の力で残してゆきたいものです。
◯4市民個々が、自分がしてもらいたい政策に税金を払う税制のシステムを取り入れて行く。
NHK「クローズアップ現代」の「故郷(ふるさと)納税、特集」は、このような性格の納税を考えるもので、ずいぶんと参考になりました。
◯5清瀬の半分くらいの地域は、豊かな農業地域です。米を除けば、野菜を中心に何でも栽培されています。近郊農業として維持され、発達もしてきたものでしょうが、これからの構造的不況の時代、世界的にも、日本でも経済の大崩落の可能性も予想される時代であれば、市場経済に、農業の未来を全面的に託すのは危険のように思えます。閉鎖的な自給自足は無理にしても、<地産・地消>を大切にし、「一朝事がある」としても、農を食の根元にして生き残れる観点から、農を大切にすることは、重要と考えます。農本主義は、戦前の侵略主義と結びつき、否定的な印象を残していますが、本来の≪農本主義≫は、極々当たり前な思想です。遺産法などの問題もあるのでしょうが、農地がドンドン宅地化してゆくのには、なにやら不安を感じます。この点からして、輸出目的の農産物育成を目指す「攻める農業」やTPPの推進路線は、このような事態を一層促進するもので農本主義や農的文化を破壊するもの浅はかと思います。
◯7、国政について政見 
 地域での生活・経済・福祉の闘いと中央の国政政治での市民・民衆の闘いは、双方、独立的・自主的にあるにしても同時に相補的関係性を有しています。
 この見地で、僕はあくまでも、地域での課題を第一にしつつ活動いたします。しかし、同時に、国政での市民・民衆の<反戦・平和・民主主義>の闘い、<反原発>の闘い、<より良き生活>の闘いに敬意を払い、僕は連帯します。特に、戦争には絶対的に反対いたします。 
 a,反改憲・反安保・沖縄連帯、普天間基地の辺の古への移転に反対に連帯いたします。米軍と米軍基地は外国、根本的にはアメリカ本土へ。b,原発反対・再稼動反対、テントを守ることに連帯いたします。c,戦争が出来る国に国家の統治形態を転換し、改憲を追求する安倍政治に徹底的に批判する闘いに連帯します。立憲主義・民主主義を破壊し、排外主義で戦争を準備する安倍政治に徹底的に反対する闘いに連帯いたします。特定秘密保護法の実効化を許しません。集団的自衛権法の実効化を許しません。d,富者ははますます富み、貧者はますます貧困化し、格差をますます広げるアベノミックスに反対する運動に連帯いたします。消費税10%増税絶対反対します。8%への増税絶対反対。8%を5%へ戻し、ひいては消費税を全面撤廃に賛成します。TPPに反対します。e,「地方創生」と称し、補助金を散布するというが、どういう位置づけで、どういう具合に配布するのでしょうか?その使い方をガラス張りにして公開すべきです。特に清瀬についてそうなるよう僕は尽力します。




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