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2014年11月24日14:16

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慰安婦問題(妓生からの解説、北海道新聞も訂正・他

 週刊金曜日11/14号。川村湊氏による妓生解説。

・本来は官妓(医療、料理、裁縫などの女性技官)を意味する。朝鮮朝崩壊以後、植民地時代を経て、韓国社会になってからも本質や性格は変化している。

・日帝(日本植民地)時代に「券番制度=遊郭制度」が持ち込まれた。券番とは、遊郭の置屋を会社組織にしたもの。以降の妓生は、舞妓、芸妓、娼妓、のいずれにも該当する存在に(妓生による)。

・妓生学校は券番に付属。日本語、歌舞音曲などを教える機関で、修了年限は3年。「生徒募集は警察署長の承認を受け」「卒業審査は警察官立会いの下に行う」ものだった。

・釜山の郷土史家・朴元杓氏によると、日帝期の妓生は「売春行為は原則として禁じられていたが、実際には盛んに行われていた」(一般的に娼婦はカルポと呼ばれ、妓生とは区別されたが)。

・中国大陸の慰安所で働いたのは、日本人の芸妓、娼妓たちと、朝鮮各地から集められた慰安婦。日本の遊郭から女衒に連れられ大陸の慰安所に赴く際に、甘言、誘惑、欺瞞によって慰安婦とされたことはあったろう。が、朝鮮半島においては、」拉致など暴力的な強制による"連行"は、皆無とは言えないまでも、まずなかったと言ってよいだろう。

・朝鮮人慰安婦の場合、抱主(ポジュ)が妓生やその予備軍を商売のため慰安所に移し変えた例は少なくなかったと考えられる。

・しかし、このことと、戦場で慰安婦達が過酷な状況に追い込まれたことは無関係。問題を矮小化したり、直接的な強制連行の証拠が隠滅されている(戦争犯罪の証文は敗戦時に大量に焼却・湮滅されたと様々な終戦記録に書かれている)ことで日本軍の犯罪性を否定してはならない。日本軍の関与が強制売春に関わるものだったことが問題。

・報酬はあったが、自由に使う暇も余裕もなかったし使い道も(前線なのでお店も)無かった。貯めても敗戦で紙くずになったし。

・日韓両国における"従軍慰安婦""女子挺身隊"という誤った用語が、この問題を一層混乱させた。

→ 短い論文だけど、メモしたくなる箇所が多い、良論文。媒体(左翼系の「週刊金曜日」)の気に食わなさそうなこともちゃんと書かれている。







 17日各紙夕刊(東京以外)。北海道新聞も、慰安婦問題における吉田証言誤報について記事を取り消し、謝罪。

→ 遅い。中央公論の木村幹論文によれば、朝日の誤報より害が大きかったとされているのに。朝日の訂正直後に北新も訂正しなくちゃ。



 18日産経。吉田証言記事取り消し。赤旗は今年9月27日付け紙面で行っている。

→ 赤旗も朝日の影響を受けてるのね。。。
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