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2014年08月09日15:40

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【一言】 こいつ…動くぞ!!

…という事で、今回は部屋の片隅に鎮座するシャープの名機MZ-80Cに電源を入れてみました。
日のあたる処まで引っ張り出せなくてゴメンナサイ。ほこりまみれでゴメンナサイ。

流石にデータレコーダー周りはゴムの劣化で動かないんじゃなかろうかと思っていましたが、なんのなんの、購入時のBASICテープも(リードエラーも起こさず)きちんと読み込んで立ちあがってくれましたよ。えーっと33年前?
堅牢というかなんというか。今この部屋にある家電製品で30年後にきちんと動くものって、多分1つもないんじゃないでしょうかね?

で、記事中のMZ-40Kですが。
所謂「ワンボードマイコン」と呼ばれる種類の計算機でして、機械語でプログラムを組んで、7セグLEDで結果を表示するという、まあ今のパーソナルコンピューターとは全く違うものでして。

これは型番末端のKが示すように、組み立てキットとなってまして、実際には主だった部品は組み立て済みで、ユーザーのはんだ付け作業で賄える部分だけ組み立て工程が必要となる半キットでした。
当時…小学校3〜4年の頃ですか。読んでいた雑誌「子供の科学」の巻末に電子工作キットの通販コーナーのページがありまして、トランジスターラジオや電子ブザー(踏切の警報音や、鈴虫の鳴き声を鳴らすキット、当時流行っていたアメパトサイレンなんかもありましたね)、新しいところだと、液晶時計のモジュールを使ったデジタル時計などの組み立てキットに混じり、明らかに子供の手の届かない価格帯のキットが2つ載っておりました。

それがこのMZ-40KとMZ-80K。

まだマイコンブームすら起こる前の話で、一体それで何が出来るのかも良く判っていなかった時代。
(当時、NHKで放送されていた「マイコン講座」で、この機種か、NECのワンボードマイコンだかが教材として使われていたのですが、見た回の講義内容が「+4vと+6vの電圧を1秒ごとに切り替えて出力端子に出力するプログラムを組む」といったものでして…)
後にMZ-80は完成品(K2/C)も店頭に並び、当時のマイコン少年(笑)達は、学校が終わるとデモ機を触りに寺町電気街に通い詰めたものでした。

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もう1つの写真は、時代的にはもう少し後。第1次マイコンブームも落ち着いて、そろそろ「パソコン」という呼び方が定着し始めた頃のもの。
MZ-80K/C系の最終進化系である、MZ-1500と、80K/Cの上位規格であるMZ-80Bの後継、MZ-2500を中心とした、ゲームソフトの紹介チラシです。
この頃になるとアーケードゲームの移植もの(完全移植には非ず)や、テキストベースのアドベンチャーゲームが増えてきています。


帰ってきた「マイコン博士」――シャープMZシリーズの製品カタログが復刻
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=130&from=diary&id=3002178
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