mixiユーザー(id:7049076)

2014年01月24日13:54

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良いスピーチだったと伝えられているが?

 朝日ソースは、まず疑え、でしょう。

---■該当部の発言全文

尖閣諸島は1895年に日本の領土となった。日中両国は互いに最大の貿易相手国であり、
日本企業の進出により中国も雇用を創出してきた、切っても切れない関係だ。
従って、一つの課題ゆえに門戸を閉ざしてはならず、戦略的互恵関係の原点に戻るべきだ。
条件を付けずに首脳会談を行うべきであり、首脳会談を重ねることで両国関係の発展の知恵が生み出されると思う。

(日中が軍事衝突する可能性について質問され)ちなみに、今年は第1次世界大戦100年を迎える年だ。
当時、英独関係は大きな経済関係にあったにもかかわらず、第1次世界大戦に至ったという歴史的経緯があった。
ご質問のようなことが起きることは日中双方のみならず、世界にとって大きな損失になる。
このようなことにならないようにしなくてはならない。中国の経済発展に伴い、
日中の経済関係が拡大している中で、
日中間の問題があるときには相互のコミュニケーションを緊密にすることが必要だ。
(2014/01/23-19:20)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014012300841
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で、
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Which is the sort of thing you would expect clever-clogs commentators to say (in fact they do say this),
but it has more impact (ahem) when said by Japan's leader.

安倍氏の発言は、聡明な評論家が口にすると思われるたぐいの発言である(実際、彼らはこのように述べている)。
しかしながら、日本の指導者の口から発せられるとなるとより大きな影響力をもつことになる。


BBCの記者は安倍発言をまったく批判していない。
むしろ、日中関係を英独関係になぞらえた安倍発言そのものは
「聡明な評論家が口にすると思われる類の発言である」と高く評価している。

−−−その他、原文にあたった方によると----ははは、伝聞ですが-----
BBCもFTもEconomistも原文を読んだが批判はしてない
BBCはインパクトのある発言という言い方。FTは興味深いことにという言い方
Economistのコラムは中国の挑発に対する完璧な切り返し方と評していた

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とのことのようだ。


日中関係と、英独関係の類似性の指摘は、FTやNewsWeekで記事になっていて、安倍独自の世界観ではない。
写真が、日本語版NewsWeek1/28版の、類似性指摘記事「第一次大戦前の欧州が明示するアジアの運命」。



 また、朝日はつたえていないが、安部首相のスピーチ本論は、すこぶる評判がよく、賞賛されたと時事通信は伝えている。

◯安倍首相演説を称賛=中韓関係が「弱点」の声も―ダボス会議参加者
  時事通信 1月23日(木)9時53分配信

 【ダボス時事】安倍晋三首相は22日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、日本の首相として初めて開幕基調演説に臨んだ。会場にいた企業経営者らは、改革実現を約束した首相のスピーチを称賛。日本への関心が高まったと評価した。
 今回の会議に主要先進国首脳として唯一参加した安倍首相は約20分にわたり、経済政策「アベノミクス」を英語で説明。「対日直接投資を2020年までに倍増させる」と投資を呼び掛けた。
 米IT企業トップのベニオフさんは「安倍首相は日本を新しい国に変革できるリーダーだ」とした上で、「女性の社会進出を増やす決意を語ったことに感銘を受けた」と述べた。また、独主要紙の記者は「首相が日本を正しい方向に導こうとする意欲が伝わった」と演説を評価した。
 中国のビジネススクールで教えるシュッテさんは、「首相がデフレ脱却へ国民の心理面に働き掛けた成果は大きい」と強調。だが「靖国参拝を正当化した説明は投資家には深く理解できず、逆に中韓との関係が首相の弱点であることを露呈してしまった印象を受けた」と話した。 
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---リンク元記事:(朝日新聞デジタル - 01月24日 12:04)
■首相発言、欧米で波紋 日中関係、大戦前の英独例に説明
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2735470

 安倍晋三首相が、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)での各国メディア幹部らとの会合で日中関係を問われ、第1次世界大戦前の英独関係を引き合いに出して説明した。大戦を教訓に、衝突を避ける手段を構築すべきだという意味合いだったとみられるが、欧米メディアが「日中間の緊張が極度に高まっている」と受け止めて報道し、波紋が広がっている。

 菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で「真意をしっかり伝えたい」と述べ、大使館を通じて発言の意図を海外メディアに説明する方針を明らかにした。

 会合は22日に主要メディアの幹部ら約30人が出席して開かれた。安倍首相は質問に日本語で答え、通訳が英語で伝えた。

 安倍首相は「日本と中国が尖閣諸島を巡り武力衝突する可能性はあるか」との質問に、「軍事衝突は両国にとって大変なダメージになると日中の指導者は理解している」と説明。そのうえで「偶発的に武力衝突が起こらないようにすることが重要だ。今年は第1次世界大戦から100年目。英国もドイツも経済的な依存度は高く最大の貿易相手国だったが、戦争は起こった。偶発的な事故が起こらないよう、コミュニケーション・チャンネル(通信経路)をつくることを申し入れた」と述べた。

 この発言を通訳が伝える際、英独関係の説明に「我々は似た状況にあると思う(I think we are in the similar situation)」と付け加えた。首相が英独関係を持ちだした意味を補ったとみられる。この通訳は、日本の外務省が手配した外部の通訳だったという。
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-----真偽の程はわかりませんが------
ダボスに参加してたおじさんの見解

堀義人/Yoshito Hori@YoshitoHori
ダボス会議では、僕が知る限り、どこからも靖国神社の話題が出ない。
基本的に誰も気にしていないのだ。シュワブ氏の質問も、安倍総理にとっては好都合で
、誤解を解く説明の機会を与えてくれた様なものだ。靖国参拝に関しては、
中韓(そして彼らの影響力が及ぶ人々)以外は誰も気にしないであろう。
posted at 22:56:51

安倍総理のスピーチの後にダボスの街中に繰り出した。
会う人会う人が、安倍総理のスピーチを絶賛していた。
「力強い」、「コミットメントを感じる」、「日本に投資をする気になった」、
「近いうちに日本に行くよ」、「僕が日本人だったら、とても誇りに思うだろうよ」等。
海外トップは、気概を見る。

安倍総理がダボスに到着され、僕は握手でお迎えした。
ダボスでの滞在時間は、8時間弱だ。
「今回のダボスは、日本のダボスになった。2006年からは中国が存在感を示し
、2009年からはインドが脚光を浴びた。だが双方とも勢いが落ちて、
今年は明らかに日本が主役だ」(英系記者談)。
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