mixiユーザー(id:110966)

2013年09月25日12:05

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メモ】臨界と爆発。

臨界と爆発は違うの混同してるからいけないって言うけど、臨界がずっと続くってことは短い放射性核種がどんどん出ちゃうってことでないの。何言ってんの?おっさん?と思いますが、確かに混同してると思うので起きることを考えてみたいと思います。


未臨界 臨界になる前の状態。↓


●臨界状態 

臨界状態(りんかいじょうたい)とは原子炉で、原子核分裂の連鎖反応が一定の割合で継続している状態のことをいう。

一定の割合で継続してない場合は未臨界になると思うんですが、核分裂が起きてる可能性はあるちゅーわけですね。(中性子は出るし、ある種の核種は出来る。)


●即発臨界と遅発臨界

原子核分裂の反応によって生成される中性子は、ウラン、プルトニウム等の核燃料物質が核分裂反応を起こしたときに発生する即発中性子と、その際の核種がさらに放射性崩壊を起こすときに核種の存在分布により一定割合で放出される遅発中性子とに分けられる。臨界状態に達するのに遅発中性子が必要ならば遅発臨界、即発中性子のみで臨界状態に達するならばこれを即発臨界と呼んで区別することがある[1]。

即発中性子★
ウラン235が核分裂反応を起こすとき、平均して2.5個の中性子が反応と同時に放出される。この中性子を即発中性子と言う。

遅発中性子★
核分裂反応では大きな原子核と小さな原子核の2つの核分裂生成物が生まれる。核分裂生成物の多くは放射性であり、それらはベータ壊変、ガンマ壊変をとおして安定な原子核に移行する。ごく僅かな確率で、ベータ崩壊の後に中性子を放出して壊変する核分裂生成物が生成される。この中性子は核分裂反応が起きた瞬間よりもずっと遅れて発生するため、これを遅発中性子と言う。


例えば、遅発中性子を放出する核分裂生成物としてBr87(臭素87)がある。Br87は半減期55秒でベータ壊変をしてKr87の励起状態に移る。このKr87励起状態はKr86に中性子は非常に弱く結合した状態であるためにガンマ崩壊をする代わりに中性子を放出してKr86に壊変する。Br87が遅発中性子よりも先にできていることから、Br87を遅発中性子先行核と言う。


参考↓
http://oceangreen.jp/pdf-siryou/chihatsu-chuuseishi.html


<即発臨界=原子炉暴走>日本市民の学習はつづく!みんな原発利権と東電が悪い! - 模型飛機 - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kawachikakekomian/7562461.html

↑ここが割合わかりやすいのかなあ。上に書いた事とかまとまってる。

こっちが元ネタらしいですけど、コメント欄の大山さんとのやりとりに情報があるのでメモっとこうとおもいます。

http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/10/05/6132761


まぁ、要するに遅発中性子って言うのがあるから、ゆるゆると反応出来る。
人間が制御する速度で反応する。

即発中性子ばっかりだったら反応が速すぎて手に負えないというわけですね。



で、ゆるゆる使うのには、ゆるゆるやるようにやればいいんですけど、うまいこと爆発させましょうと思うとそれも難しいみたいだ。


不完全核爆発
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%A0%B8%E7%88%86%E7%99%BA





連鎖反応・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E9%8E%96%E5%8F%8D%E5%BF%9C_%28%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82%29

核分裂性物質が中性子反射材に囲まれていると k の値は増加する。また核分裂性物質の密度が増加するとやはり k の値は増加する。これは、中性子が単位長さを移動するまでに原子核に衝突する確率が密度に比例するのに対して、中性子が系から脱出するまでに移動する距離は密度の立方根でしか減少しないためである。核兵器の爆縮過程では、核分裂性物質を通常爆薬で圧縮して密度を上げることによって爆発を起こす。


資料があったので、メモっとく

http://www.kz.tsukuba.ac.jp/~abe/ohp-nuclear/nuclear-04.pdf











おまけ
プルサーマルの意味・・プルトニウム同位体の表とかあります。
http://www.iae.or.jp/publish/kihou/25-2/08.html


原子炉の物理・・・ 核分裂の連鎖反応と臨界・・熱中性子と、即中性子
www.geocities.jp/okdokdok/kuramaekonwa/Handout/tsuruta2.pdf‎


原子炉の制御 シカゴパイル1 CP−1 エンリコフェルミ作・・・フェルミのパラドックスの話は臨界とかと全然関係ないけどへーそんな事言ってたのって感じ。 
CP−1は全然防護されてなかったから、コロンビア川汚染しほうだいだったらしい。あの辺はもうむちゃくちゃだよね。

ちょっとメモ 九電・脆性の件 http://www.kaze-to-hikari.com/2013/04/post-19.html
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