きょうはやっぱり墓参りやね

朝イチから墓参りに出かけていま帰ってきたところ。何度も書いてますが、4年前のお彼岸、墓参りの最中に両親の実家は空き巣にやられました。それがずっとトラウマになっていて、他の用事ではいくらでも夜間に家を空ける両親なのに、墓参りだけは早々に済ませて明るいあいだに帰宅するというのがならわし（口では早く帰って相撲を見たいとか言ってたけど）となっています。

最寄駅の出戸から瓜破霊園内をめぐる無料のシャトルバスが出ていて、足腰の弱くなってきた父親には大助かり。でもこのサービスが始まったのはここ数年のこと、物ごころついたころから墓参しているこちらとしては、なんでもっと早くこういうことを考えないのか、おそらく民営の霊園を意識してのことだとは思いますが、行政のチンタラぶりをよくあらわしてるなと思いました。

けっこう日差しもキツかったけど、あのお盆のときのアラブ諸国を思わせる灼熱地獄の墓参りを思うと、すっかり秋めいた風がときおり吹き、広大な霊園は心地の良い天国そのものでした。まあある意味天国に近い場所ではありますが。夏のあいだ好き放題に生え茂った雑草抜きだけがちょっとだけやっかいでしたが、合掌をしているときの疲れ具合がぜんぜん違ったのです。

帰りも再びこの時期はさすがに年配の墓参客で満席のシャトルバスにて出戸駅までもどり、駅前ダイエー内の和食屋でヘルシーなランチ、ダイエーB1でウロウロと買い物をしたあとベーカリー内でお茶。最近はちょっと出不精気味の父親にとってちょうどいい身体活性化の一日となったのでは、これぞまさに“出戸ックス”になったものだとしみじみ思った次第です。