ご近所ですから、そのうちにはと…

こないだ近所の喫茶店〜入院/手術の日の朝、その日の運命も知らずモーニングをいただいた行きつけ〜に入ってひとり珈琲タイム、ふと気づいたら隣りのテーブルには上の写真の女性が。娘さんそしてあと女性ふたり、食事もオーダーしてさながらプチ女子会。まあご近所にお住まいだとはずっと前から存じ上げていたので、そのうちにはと思っていたけどまさかここで遭うとは。

お店のママが開口一番"きょうは何しましょう？”と尋ねていたから彼女も常連なのか。ママとコーヒーチケット談義もしていたし。それにしてはいままで一度も遭わなかったのは不思議。こちら視線をスポーツ新聞に落としつつも、耳はダンボと化す。おかげさまで前日の東京セレソンデラックス公演の模様と牧野エミさんの葬儀の様子は全部わかりました。

実は彼女とテーブルを隣りあわせるのはこれが初めてではない。いまをさかのぼる30年ほど前、夜も更けて2時あるいは3時のこと、住吉・千躰の交差点にあったファミレスで当時売り出したばかりの彼女と遭遇した。ブラウン管の向こうに見る以上にドギツいヤンキーキャラ、取り巻き数人を相手に所属事務所にたいするグチを店内いっぱいに響き渡らせていた。

あれから30年、さすがに今回はその声が店内にとどろくこともなく、彼女の存在に気がついてないお客さんもけっこういたぐらいだ。帰ってから彼女のHPというかブログみたいなもの覗いたら、きっちりこのお店の"カリカリチーズトースト”がお気に入りとして写真つきでUPされていた。それってひょっとしたら私の"最後の晩餐”になったかもしれないメニューやんか。