レコードの有名カッティングマシン ノイマン社のカッティング用アンプらに用いられた真空管です。
放熱のためか、プレートの開口部が大きく、ヒーターが赤々と燃えています
有名なKT88や、6550の上の規格で、プッシュプルで120Wも出るようです。
真空管だけで音質は決まりませんが、シングルとは思えない、図太い低音の真空管です。
何となく、真空管の見た目と音との相関があるように思います。
細身のEL34なんかは、やはり音もスリム。
ストイック的な神経質な音を好んだソウル・マランツさんがチョイスされたのもわかるような。
マッキン275らすんぐり むっくりなKT88なんかは太め。
6L6あたりは中庸?
電源系のコンデンサーに、WEやコーネルダブラーのオイルコンデンサーをパラって見ると、WEはシルキーに。コーネルダブラーは前後感 奥行き感が増しました。
なお、松下のナショナル時代のオイルコンデンサーもまだ生きていて使えます。
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