hayami家、ことしのお盆事情

未明からの豪雨のせいできょうのお墓参りは中止。いや、もともと今年はやめておけと両親から言われていたところだったんです。炎天下、日蔭のない瓜破霊園をウロウロするのは身体によくないと。80歳がらみのふたりからそう言われる私もいい年して情けないけれど、今回ばかりは親の言うことを聞いておかないとね。

大阪狭山の両親宅にお邪魔するお盆の恒例行事も今年はなし。私の入院以来たびたび会ってるからというのが表向きの理由。親の側から言わせた本音の部分は、南海狭山駅から両親宅まで炎天下を10数分歩くのがこれまた身体によくないと。これぞ文字通り老婆心というかいろいろ気を遣ってくれます。もちろんこれには感謝しないと。

お墓参りの代わりにきょうは叔父宅に親戚一同が集合。表具屋を営んでいた叔父夫婦のあいだには子供がいないので、私と弟は小さい頃から実の子のように可愛がられた。そしてウチの父親は海外駐在がけっこう長く、いかにも昭和の企業戦士な毎日だったので、対照的に下町のフスマやさんな叔父が父親代わりの存在でした。たとえば大阪球場に連れていってくれるとかね。

今回の入院時にも親戚一同大挙してお見舞に来ていただいたのだが、そのときまさに私は肺にたまった水を抜く緊急手術の真っ最中、ほとんどお話しできずに終わったのできょう改めてそのときのお礼とまたまた私の手術・入院ばなしを一席ぶつことになるだろうと。…ということで、いまから地下鉄で2つ目の駅、駒川中野の叔父宅に行ってきます！