私の基本スタンスは「愉しむ為に生き、生きるために食べ、食べる為に稼ぐ」です。そして、愉しみの一つが「前世代から受け継いだこの文化圏を少しマシにして次世代に引き渡したい」です。私は伝統的な日本の文化(価値観を含む)をけっこう気に入ってます。この教理から私の多くの主張が導かれます。
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私の所属意識は、国家でも民族でもなく文化圏にあります。だから、日本人でなくても日本の文化を尊重する人は尊敬するし、日本人であっても日本の文化を尊重しない人は軽蔑します。
異なる文化の交流においては互いに尊重しあうべきだと考えてます。だから、私は文化剽窃や起源捏造や文化財略奪(破壊や盗難を含む)に強い怒りを覚えます。私にとっては、小規模な領土紛争よりも大きな問題です。
もし利害の対立が発生したなら交渉して調整すべきだし、交渉が決裂したなら自分たちの文化を守る為に戦うべきだと思ってます。だから、十分な論拠や研究が必要だと信じてます。
私が国家を愛するのは、この文化圏を維持し伝承する有用な仕組みであるからです。自国の文化の発展(not宣伝)を支援する政策は原則的に支持します。もしも発展をおざなりにして宣伝を重視するとブーム捏造のような事件が発生します。隣国のブランド委員会やVANKのようなありかたではいけません。< 「クールジャパン」ロゴについてはまだ様子見だけどね。
内政・外交・軍事などバランスのとれた政治を望みます。日本国は民主主義ですので外交や軍事よりも票稼ぎのための内政が重視されがちですが、主権者はしっかり政策を評価して投票行動すべきだと考えます。目の前のエサに釣られなければならないような状態になってはいけません。
私の価値観においては、拒絶できない負の遺産は最も忌避すべきものです。後の世代に負担を課すことで現世代が利益を得る仕組みは、私のスタンスに明らかに反します。「現世代負担を次世代負担にすること」あるいは「更に次世代負担を次々世代負担にすること」で差益を貪る行為は支持したくありません。
だから、老人手当(賦課方式の年金や医療など)の仕組みは好きじゃありません。所得あるいは資産が一定以上の老人には、支給額を制限すべきと考えてます。逆に、子供手当や給食無料化などは、将来にツケを残さない範囲で支持します。
文化を伝搬伝承する道具である日本語を重視しています。日本に永住する人は日本語を生活レベルで修得して欲しいです。逆に、日本語を用いるつもりのない人の永住は認めたくありません(日本の文化発展に有用な招待客は例外)。
次世代に対する教育を重視しています。学校だけでなく家庭や地域による教育も大事だと考えてます。教育とは学業に限らず、躾けや家事や趣味や交流スキルなどを含みます。だから、ネットにおけるプライバシーポリシーをネット以外にまで広く適用することを愚かだと考えます。
子供を叱る親は尊敬するけど、子供に怒る親は軽蔑します。叱られて育った子供は叱る親になりやすく、怒られて育った子供は怒る親になりやすいのです。だから、世の中を少しでもマシなモノにする為に、「怒らずに叱ってあげれ」と何度でも言います。私は親になる予定はないけど、自分を育ててくれた親を尊敬しています。
たまに小学生らにゲームや遊びを教えてます。交流するスキルを学んで欲しいと思ってます。
ほかにもいろいろありますが、とりあえず今日はこのへんで。
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結果的に私はかなり右寄りの思想ですが、ちょっとだけ斜め右上らしいです。
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