[1875]
日曜日20日は木古内に泊まっており、午後から函館競馬を観戦するため木古内から函館に向かった。
函館には10:21に着き、ちょっと早いが昼飯を食べてから競馬場へ向かうことにした。
先週、下顎の深いところに埋まっていた親知らずを除去する手術を受け、まだ抜糸も済んでおらずほっぺたは腫れており、口を大きく開けられず、奥歯で固いものを噛むこともできない状態だったから、それでも食べられるものを探した。
そこで、今回は函館駅前の大門繁華街にある老舗の中華料理屋「汪(ワン)さん」へ行くことにした。
11時営業開始だが、この日は暑かったので、早々とお店へ行ってみたら準備中ではあったが、すでに扉は開いており、開店まで店内で待っていて構わないと言うのでお言葉に甘えて待機させてもらうことにした。
年季の入ったお店は「昔ながらの大衆中華食堂」といった雰囲気で、手書きのいい感じのメニューが掲げられている。
その中で、今回のお目当ては函館人のソウルフードとの呼び声も高いこれである。
「掛焼めし」、分かりやすく言えばあんかけチャーハンが目的だ。
今日は大盛りがいいな、「大盛掛焼めし(850円)」を注文して営業開始を待つ。
ちなみに普通盛りは750円である。
ボクが1番乗りの客だったが、店内に人がいるのを見て次々とお客さんが入ってきて、注文だけは告げて待っている。
開店の11時を待つことなく、20分くらい前には調理を始めてくれ、お目当ての「大盛掛焼めし」が運ばれてきた。
スープと漬物付きである。
さっきの写真で十分分かると思うが、念のため「大盛掛焼めし」のアップの写真も掲載しておこう。
こりゃ旨そうだな。
写真では分かりにくいが、当然のことながら「あん」の下にあるのは焼そばではなくチャーハンである。
そのチャーハンは、薄味の卵チャーハンで、そこに「あん」が絡んでこいつは旨い。
スープは生姜の風味が効いている。
熱々をハフハフ言いながら食べるが、おいしいからあっという間に完食。
口を開けられず、固いものも噛めない状態でもおいしく食べられ満足であった。
正式な開店時間を過ぎたばかりだが、帰る頃にはちゃんとのれんも出されており、店内はすでにお客さんで一杯になっていた。
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