(2011.6.18 入湯)
新津市本町、ベルシティ新津(旧長崎屋)という大型商業施設の近くにある町中の温泉。例のごとく車を停めて歩いて探した。
建設資材置き場の中の民家といった風情。「入口」の張り紙に苦笑い。
初めてだと言ったら、おばあさんがローカの途中まで案内してくれた。
ここは、石油の削掘中に湧き出たのだという。アブラ臭温泉。
泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉
泉温:44.7度 pH 7.6 微油臭があり弱塩味を有す
「微」ではなく「強」油臭。脱衣室もぷんぷん臭う。
「引火するので煙草を吸わないように」の張り紙も。
白く濁るお湯に入るとヌルヌルする。オイルマッサージのよう。
お湯はそれほど熱くはない。常連さんに言わせると昔はタオルが茶色くなったそうだ。それって本物の油が混じっていたのかも。笑
塩ビ管の湯口から飲泉すると、意外に臭みがなくなめらかな塩味。飲み込まなかったけどね。
アブラ臭の中、狭い浴室に10人以上のハダカの男達がひしめき合う図は圧巻。
これまで全国各地の共同湯を歩いているが、ここほど存在感がある湯もめずらしい。アブラ臭温泉の王様。
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