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2010年05月02日23:57

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悟り … ある種の不完全性定理

「悟り」については以下のように考えてます。

「悟りを開く」とは「認識したあらゆる事象を(信用するか否かや同意できるか否かや共感できるか否かは別にして)自分の価値観で解釈できるようになること」です。経験則によれば、様々な事象を認識しそれらについて思考を積み重ねることで悟りを開くことができましょう。
ところで、私たちは大昔の高僧たちよりも、ずっと多くのことを認識しそれらについて思考しています。だから、たくさんの人が既に悟りを開いた状態になっていてもおかしくありません。

価値観には様々なものがあります。シンプルなものとしては例えば「すべては神様が決めたこと。この世があるのも神様がいるのも神様が決めたこと。あなたがそう考えているのも神様が決めたこと。私がこう考えているのも神様が決めたこと」のようなものがあります。万人に共通の普遍的な価値観なんてものはありえないのです。だから、他人や先達の価値観を学ぶだけではいつまでたっても悟りなんて開けません。価値観は自分で決めるものなのです。
だから、「他のことはなんでも解釈できるのに、いつまで経っても悟りを開けない」と考えている人は、「そっか…既に悟りを開いてたんだ」と自分で決めるだけで一瞬にして悟りを開けます。
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