健康には、注意しなければいけませんね。
わたしの入院の話でよく聞かれるのが「どうやって発覚したの?」というもの。
まぁ、腫瘍は誰にでもできる可能性があるものですし、早期発見か否かが重大性に絡んできますから、気になるところだと思います。
私の場合は、かなり偶然のラッキーの軌跡っぽい発覚でした。
献血すると、結果が郵送されるじゃないですか。
これで、なんかの数字に異常があり医者に行けと指示がありました。
行ってみると、病気の一歩手前ということで、医学書のコピーを見せられて「あなたのこの数字が、医学書のこの数字になったら、私はこの病気だと診断しなければならない」と、医者が示す数字の差がわずか0.1。
ただ、まだギリギリ一歩手前なので、薬より食事で治していきましょう・・・ということで、食事に気を遣いつつ定期的に血を検査することとなりました。
そんなんで、一年ぐらい(数カ月に一度なので回数は多くないですが)検査をしていたのですが、担当の医者が退職することになり、総合病院から個人病院(別の医者)に移ることに。
その個人病院でもやはり数カ月ごとの検査だったのですが2回目ぐらいのとき、なぜか「尿の検査もします」と言われ、採尿。
帰ろうとしたところで、呼び止められ・・・「血尿が出ているよ」・・・。
詳しく検査することに。
超音波検査をしたところ、膀胱か前立腺に謎の黒い影がうつる・・・一応大きな病院で診てもらった方がいいね。
と、元の病院の泌尿器科へ。
そこで改めて超音波検査・・・でも、影なんて見えない。
でも、影だと気になるから別な検査もしてみましょう・・・と、なんか薬打たれて逆さづりになって撮影する検査・・・やはり異常はない。
でも、町の病院で見つかった影というのが気になるから、ちょっと痛いけど別の検査もしてみましょう。・・・ってことで、実際カメラを入れてみたところ・・・2ミリほどの腫瘍(このときはガンって言われた)を発見。
最初の病院で観た影は、2ミリなんてものじゃなかったから多分全然別の影(ほかの検査で引っ掛からなかったのでたぶん病気とは無関係のもの)だったのだと思います。それを癌の可能性として、しつこく検査した結果本物の腫瘍を見つけた結果になったわけです。
まぁ血尿の原因を調べていけば、別の角度からも発覚したかもしれませんが、そもそも私自身血尿に気付いていなかったわけですし(おしっこの色が濃いことが多いなとは思っていましたが、血尿とは結びつけませんでした)、たまたま採血だけじゃなく採尿もしてみた先生に感謝なのである。
あんなにでかい影が、2回の検査で見つからなかったのだから、たぶんカメラで見ても何もないさ・・・と思っていただけにビックリでした。
そんなわけで、エピソードの続き(オチつき)は明日へ続く。
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