mixiユーザー(id:427482)

2008年11月22日02:10

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ビルマとミャンマーの間に(7)

 インレー湖で泊まった宿、GYPSY INNのオーナーがこの写真を褒めてくれた。

 これはインレー湖上で夕日を眺めていると、姉弟の子供の漁師が乗った船が近付いて来て並んで泊まっていた時に網籠越しに撮った夕日で、陰になっているのは姉である。
 
 ちょっと良いかもと思っていたが、褒められるといい気持ちになってしまう。
 それと同時に、このオーナーは旅行者の事を良く考えていると思ったのだ。
 何故なら、旅行者にとっては一度切りしかないであろう、この土地を訪れる機会に出逢ったこの瞬間を否定されたら、旅行者にとってはゲンナリである。立つ瀬が無いのである。

 しかし、「あそこに行けなかったのが残念」などと言うと、「次の機会に」とも言うのもまた旅行者相手の言葉なのである。旅行者は名残惜しさで一杯なのだから。
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