剣は、塚原朴伝より学んだ香取神道流。
武芸においても気性においても、けっして臆病とは思えないエピソードがあり、本やマンガにおける貧弱な彼の姿は、僕の中にはない。
それに加え、趣味が高じた蹴鞠・和歌のレベルはワールドクラス(日本全国)。戦国三武将にも披露。
また秀吉が、彼の蹴鞠の才能を気に入って引きとめようとしたが失敗している。
政治家としても、楽市楽座を信長より先に行ったり、信玄の一方的な同盟破棄には、塩止めや謙信との同盟を成立させ対応している。
以上の事柄だけでも、決して愚将とは思えない。戦国大名ではなく一武将としての道を歩んでいたり、蹴鞠・和歌の道で歩める境遇ならば、違った形で評価される人物になっていた可能性が十分あるのです。
一つでも極めたものがある人間を「無能」と評価する人はいないと思います。そんな彼は一芸ではなく多芸に富んでいたのだから。
たしかに軽率な行動もありました。ですが、天下を取れる男たち(信長・家康・信玄)に囲まれた不運な当主です。
結論。きっと現世にいたら、サッカー選手になれるくらいプロってるわけですし、和歌の一人者にもなれ、中々の武闘派なわけです。一般人である僕なんぞより優れた人物であることは間違いないのです。みなさん、再評価お願いします。
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