映画一揆 勃発!!
2010年11月13日(土)〜12月10日(金)、一月にわたりユーロスペースにおいて http://
―今ある星座をぶっ壊せ わたしは自分で星座をつくる―
12月18日(土)より、10日間限定 ポレポレ東中野レイトショー
―井土紀州監督最新作『ピラニア』
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ハイペースでの映画製作体制に入った井土紀州の、2010年現在の 集大成上映運動・「映画一揆」/twitter、映画一揆瓦版などでも発信中
映画一揆twitter http://
井土紀州twitter http://
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井土紀州(iduchi kishu)
1968年、三重県生まれの映画監督/脚本家。
biography
91年、8mm『第一アパート』を吉岡文平と共同監督。東京学生映画祭において上映され、内包する可能性と独創性とが、崔洋一・青山真治らによって絶賛を受ける。
98年、8mm『百年の絶唱』を、国内・海外において上映。 自身の物語と生まれた風景とを失った青年を描く。当時の日本映画において忘れがたい衝撃を与え、連日連夜、どこからともなく集まった観客で映画館は満員となる。
00年に『ヴェンダースの友人』を発表。
この作品よりビデオによるドキュメンタリーの可能性を模索し、絓秀実との出逢いより『LEFT ALONE』の撮影に入る。
00年から05年までの撮影・編集期間を経て、『LEFT ALONE』を発表。60年代の新左翼運動家の現在を写し撮り、「失った行動」と「生き続ける肉体」との間で、”思想は死んだのか、生き続けているのか”を問う。
「映画の文法の破壊」と「物語の再生」との狭間で、真に闘っている映画作家の一人。
2007年、03年から05年まで、京都/東京/三重の三地で撮影を繰り返した、地方都市出身の女性・マユミの激情の一生を描く大作 『ラザロ-LAZARUS-』 が東京で1ヶ月半におよぶロングランを記録し、異例の大ヒット。
2007年から2010年までハイペースで中篇映画を撮影。
カメラマンは盟友・鍋島淳裕(撮影作『へヴンズ・ストーリー』)とのコンビもさることながら、スピリチュアル・ムービーズ 伊藤学、高橋和博などのタッグも復活させた。音楽は安川午朗などが提供。
キャストは瑞々しい新人主演を軸におきながらも、長宗我部陽子、ほたる(葉月蛍)などが新たな井土紀州映画の世界を屹立している。
2010年11月、代表作からこれら新作までを、「映画一揆」と総称する上映運動で一挙上映。
映画制作団体「スピリチュアル・ムービーズ」http://
■主な脚本作
・高級ソープテクニック4 悶絶秘技(94)<共作:瀬々敬久・青山真治>
・黒い下着の女 雷魚(97)<監督:瀬々敬久>
・汚れた女(98)<監督:瀬々敬久>
・HYSTERIC(00)<監督:瀬々敬久>
・ラブホテル(01)<監督:いまおかしんじ>
・熊楠(01)<制作中断中、監督:山本政志>
・ブルーギル(02)<共作:吉岡文平、雑誌「重力01」掲載>
・私立探偵濱マイク(02)<TV版 監督:萩生田宏治 編>
・ダムドファイル(04)<監督:萩生田宏治 万田邦敏 編>
・YUMENO(05)<監督:鎌田義孝>
・姉妹(06)<監督:榎本敏郎>
・刺青(07)<監督:瀬々敬久>
・エロチック乱歩 屋根裏の散歩者(07)<監督:三原光尋>
・二セ札(09)<共作:向井康介、監督:木村祐一>
・白日夢(09)<監督:いまおかしんじ、愛染恭子>
■監督作
・第一アパート(1992)
・百年の絶唱(1998)
・ヴェンダースの友人(2000)
・LEFT ALONE(2005)
・ラザロ−LAZARUS−(2007)
・人に歴史あり〜十八歳の暗黒(2008)
・行旅死亡人(2009)
・犀の角(2009)
・土竜の祭(2009)
・泥の惑星(2010)
・ピラニア(2010)