鎖につながれたプロメテウス

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詳細 2020年3月15日 17:14更新: 暗黒の母なる世界に火をもたらす父性原理の象徴.

要点：生み育てもう一つの側面としてしがみつき狂宴的な
情動性により何物も平等に区別しない深い暗黒へと
呑み込んで行く母性原理に対して
切断し分割し主体と客体へ善と悪へと分類整理する父性.

全てを平等に扱う母性に対し　能力に応じて類別する父性.

母性が「我が子はすべてよい子」と包含するのに対し
「よい子だけが我が子」と鍛えようとする父性.

父性原理はこのように鍛え切り離し強いものを創りあげてゆく建設的な面と　また逆に切断の力が強過ぎて
破壊に至らす面を備えている.

このいわば相対立するふたつの原理は
世界における現実の宗教,道徳,法律などの根本において
ある程度の融合を示しながらも　どちらか一方が
優性であり片方が抑圧される状態で全世界と人々の意識
無意識に存在する.

この国にはプロメテウスのように鎖につながれ鷲に腸を
ついばまれてでも闇に火をもたらそうとする男女が
少な過ぎる,
と感じている人々の為のcommu.

鍵：ファザコン.河合隼雄.狩人.ウロボロス.
英雄.イニシエーション.国家と犯罪.
自我の確立.ウラヌス.母親殺し.オイディプス.
家出.デュオニソス.場の維持,個の確立.
自立.グレートマザー.怪物退治.スサノオ.
建設と破壊.シヴァ.
愛と幻想のファシズム.