悲運の女性シンガー、テイマー・デイヴィス。
プリンスの寵愛を受け、『Beautiful, Loved & Blessed』(タイトル変更→『Milk And Honey』でアルバム・デビュー!…を飾るはずが、”様々な事情により”延期を繰り返し、最終的にお蔵入り。
現在、新作制作中。
本名Ashley Támar Davis(アシュリー・テイマー・デイヴィス)。
過去にはAshley Davis、Ashley Ta'marなどの名義で活動し、プリンスと出会ってからはTamar、そして現在はTamar Davisとして活動中。
1980年、テキサス州はヒューストン生まれ。
12才の頃に、現Destiny's Childの前身となるグループ、Girls Tymeに在籍。
この時Princeに目をかけられ、Paisley Park入りの話が出たが、結局殿下とはすれ違いで会えず、契約の話も自然消滅(?)。
1997-98年の「Miss Black Texas Teen」に輝く。
03年にはオーディション番組『Star Search』に出演。また〈2004 NAACP Theater Awards〉で「Best Lead Female - Local」賞にノミネートされるなど、女優としても才能を発揮。
Noriko Ollingという日本人キーボーディストが率いる女性バンド、ANGAZAでリード・ヴォーカルを務め、04年頃にはアルバム『Light』を発表した。
また、02年〜04年頃には敏腕プロデューサー、Steve 'The Scotsman' Harveyと交流があったようで、Steve Harveyの未発表曲集『De'Valicious volume one』にテイマーが歌う“Honey Dew Sweet”、“No Fear”が収録。英国Expansion Recordsから04年に発売された『New Soul Heaven』にも、Steve Harveyプロデュースの“You Remind Me”が収録されている。
Steve Harveyが多くをプロデュースしたFrank McCombの03年作『The Truth Volume One』でバック・コーラスとして参加、同年Chris Standringの『Groovalicious』収録の、やはりSteve Harveyプロデュース曲“Come Back To Me”でも歌っている。
その後、テイマー、Frank McComb、Cora Coleman Dunham(Angazaのドラマー)は殿下のアフター・パーティのハウス・バンドを務めることとなり、どちらが先かは不明なもののテイマーはNPGメンバーに入る。
そして殿下の06年作『3121』にて“ Incense And Candles”、“ Satisfied”、“ Beautiful, Loved & Blessed”、“ Get On The Boat”に参加。
特に“ Beautiful, Loved & Blessed”はTamar featuring Prince名義の曲で、彼女のアルバムからのファーストシングルでもあった。
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