原題:"Trouble Every Day"
2001年フランス/日本
監督・脚本/クレール・ドゥニ
出演/ヴィンセント・ギャロ、トリシア・ヴェッセイ、ベアトリス・ダル、アレックス・デスカス
もともと豊穣と水を司る神だったが、キリスト教の普及で魔物に姿を変えられたといわれる“ガーゴイル”。その怪物のごとく、恐ろしい衝動を抑えきれない男女の、愛に苦しむ姿を描いた激しく切ないラブ・ストーリー。監督は「パリ、18区、夜。」のクレール・ドゥニ。2001年カンヌ国際映画祭招待作品。
アメリカ人の新婚夫婦シェーンとジューンは、ハネムーンでパリを訪れた。幸せそうに見える2人だが、なぜかシェーンは愛しているはずのジューンを抱こうとはしない。実はシェーンは、愛の行為の最中に相手を死に至らしめてしまうという、狂気の衝動を起こす性質を持っていた。その病の鍵を握る元同僚の医師レオと、レオの妻でシェーンと同じ病で苦しむコレを探すこと――それがシェーンがパリに来た真の目的だった。その頃、一方のコレはシェーンと同じ病でも末期的な症状に陥っており、郊外の屋敷でレオに監禁されながら暮らしていた。
(allcinema onlineから引用)
困ったときには