500ミリリットル、2リットルとか、どのくらいとイメージしますか。ペットボトルをイメージするとどのくらいの重さなのか実感できます。というか実感させられます。これをイメージしたあとだと、100mlがどのくらいかなんとかわかります。
(物理量と感覚量の差があるので正確ではないが)
僕が子供のころは、広さを伝えるのに甲子園N個分とか、ディズニーランドN個分とかよくいいました。
今も部屋の広さはN畳と畳N個分であることをイメージさせてますよね。計量カップもそうだ。
こういう、数を感じる力って大切だと思うんですよ。上に挙げた例は、感じる前に身近なもので表現してるけど、感じるときの単位となってる身近なものは直接実感できてるわけで。イメージなんで誤差大きいけど。
これは、職人と研究者、現場と会議室との格差にも通じると思う。職人は数字をイメージできるが、数式が嫌い。研究者は数式に慣れているが、数字をイメージできない。普段触れているモノの違いにすぎない。
勿体ないじゃないですか。コラボしやすい社会にしたいじゃないですか。
じゃいっそメートルなんてやめちゃえと思うのですが、
実際昔々は、日本も身体尺だったんですよね。
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現実問題、単位系を変えるのは無理がある。甘んじるしかないでしょう。
それならば、せめて数字を感じる力を磨きましょう。