私たちは普段、音楽について語られる言葉を、見たり聞いたりしています。友だち同士の会話から、音楽誌に載った評論まで、それらは多岐に渡ります。自らが情報の発信者となり、しゃべったり書いたりする機会もあるでしょう。
しかし、ここである疑問を感じずにはいられません。
『私たちは対象となる音楽について、どれくらい正確に相手に伝えられているのだろうか?』
あるものは、楽器編成・曲の構成などのデータ面の羅列に終始し、またあるものは、主観的な感想の域にとどまっているように思える。前者は、その曲の本質そのものを表しているとは言いがたく、後者は、ともすれば一人よがりに堕しがちです。
『もっとダイレクトに、ある曲について言葉で伝達する方法はないのだろうか?』
このコミュニティ「インストゥルメンタル書き起こし」は、そうした問いに対し、一つの回答を示す試みです。
※書き込みはご自由に