ブルース・チャトウィン(b.1940-89)Bruce Chatwin
イギリスのシェフィールド生まれ。
16歳で美術商サザビーズに勤めた後、<サンデー・タイムズ>の特派員を経て、39歳より作家活動を始める。サザビーズ時代(弱冠18歳)の頃にはピカソの真贋を一目で見破った逸話が残るなど、その「もの」を見抜く目の才能は類い稀なものがあった。終生旅を愛し続け、最後の中国で急な病を得て、あっけなくこの世を去る。
■主な著作
『ウィダの総督』めるくまーる(89)
『ウッツ男爵』文芸春秋(93)
『ソングライン』めるくまーる(94)
『パタゴニア』めるくまーる(98)
『どうして僕はこんなところに』角川書店(99)
『パタゴニアふたたび』ポール・セルーとの共著・白水社(93)