50年代にカルメン・ミランダという
ブラジル人歌手のバンド・リーダーだった
アロイジオ・ヂ・オリヴェイラが起こした
ブラジル初のインディーズレーベル。
アロイジオはオデオン、フィリップスなどの
大手レーベルでは出来ない音楽を
製作したいと自ら63年にレーベルを立ち上げる。
しかし、総勢4名というわずかなスタッフで
切り盛りせねばならず、
終始人手不足に悩まされることとなる。
しかも翌年に軍事政権が発足、
トロピカリズモ運動が台頭してくるなど状況が悪くなり、
67年大手フィリップスに吸収される形で、
その実質的な活動に幕を閉じる。
しかしその4年間にボサ・ノヴァの名盤を
多く発売したレーベルでもある。
A.C.JOBIM、VINICIUS DE MORAES、
ROBERTO MENESCAL、QUARTETO EM CY、
EDU LOBO、BADEN POWELL、
SILVIA TELLES、LUCIO ALVESなどが
このレーベルから発売されている。
モノトーンの写真に赤い丸が
アクセントになっているシンプルな
(低予算で作ったため)ジャケットのデザインが
逆に今見るとクラシックで素敵。
--関心空間のキーワードより
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音もジャケットも素晴らしい、
そんなエレンコ・レーベルについて語りましょう。
近年再発の機運が高まっていますので
情報交換等できればと思います。
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Discography
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メンバーの参加コミュニティ
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